Q.法事をしないと、どうなりますか


A.法事というものは「追善供養」ともいい、善なる行いを手向けるということであり、

亡き人に対して徳を届けると言われています。

死後の世界のあの世の世界では亡き人が徳を積むために修行していて、

こちらの世界から、亡き人を偲んで行う法事が、大きな徳となり、

亡き人に届けられるということです。

亡き人の徳を積むためであるなら、私達には何の徳にもなりませんが、

私達もやがてはあの世に行くことを思えば、

子孫の者に徳を届けてもらうことになる訳で、

徳を届けるという意味では一方通行のように思えますが、

やがては自分達も世話になることを思えば納得します。

六道の輪廻転生という考え方からすると、

人は死後にすぐ生まれ変わるはずであり、

あの世で修業することは無いのですが、輪廻転生と言っても、

絶対的な決まりごとがある訳でなく、六道にすぐ行くようなこともあれば、

50年、或いは100年の猶予があるとも言われ、

これはあくまでも天が決めることで、

しかしながら信仰と言うものは、思いが形になる世界であり、

私達と先祖がお互いに助け合うシステムという意味では大変に素晴らしいものです。

少なくとも私達は法事をすることによって、先祖からの魂の流れを感じ、

少ないながらも身内の者が集うことにより、血縁、ご縁を感じて大切にし、

力を合わせることによって、より良い生き方に反映すれば、

法事としての立派な役割があるのです。

答えとしては、すれば心が豊かになるが、しなくても生きていられる、

という感じです。心を豊かにしようとおもっつたら、意外と皆さん、

高いお金を使って遠い所に行きたがるのですが、

考えようによっては、安くて近い心の栄養補給なのかもしれません。


法事についての質疑応答


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