ゆで卵とヤクルト

高野山真言宗としての仕事で茨城県鹿嶋市に行ってきました。

永代供養を頼まれたので、遺骨を引き取りにお伺いしたのですが、

やすらか庵(安羅迦庵)をご利用された方からの紹介という方でしたので、

最初から100パーセント信頼状態で、

いきなり手作り料理でのお接待をして頂きました。

どうぞ遠慮なさらずに食べてくださいということで、

遠慮はしていないのですが、

どれもこれも手の込んだ手料理、本当にお腹一杯のお接待をして頂きました。

帰りにはどうぞ持って帰ってくださいと、

ゆで卵とヤクルトをビニール袋に包んで持たせて下さいました。

御年は83ということで、典型的な昭和時代のお接待の仕方です。

ヤクルトとゆで卵という不思議な組み合わせが、

何か忘れていたものを思い出させてくれます。

いつまでも心に残るお接待ですね。

3日かけてゆで卵を食べましたので、食べる度に思いだすお接待でした。