直葬とは

直葬

直葬とは亡くなった方を病院から直接火葬場に搬送して荼毘に付すことで、故人とのお別れの儀式である通夜お葬式をしない方法です。

詳しい内容については…直葬とは

直葬が済んで

直送が済んで

近年では葬儀の簡略化や予算の削減などの影響を受けて直葬は確実に増えています。

直葬はお葬式を全くしないので、予算的にも格安で済みますし、場合によっては葬儀社に頼まなくても自分で行うことも可能です。

考え方によっては多くの人を呼ぶようなことが無いので、身内の者だけでゆっくりと中身の濃いお別れをすることが可能になりますが、ある程度の下準備がなければ困難なことであり、何も準備していなければ只時間だけが過ぎて行くだけのお別れになってしまいます。

直葬を行った方が後になって思うこととして、お葬式と言う亡き人をあの世に送り出す儀式をしなかったことで、亡き人が本当にあの世に旅立ってくれたのか、成仏したのかどうかが気になる所であります。

また何もしてあげる事が出来なかったという虚しさが残るもので、仏教的には供養という言葉なのですが、自分自身が故人様に対して何かもっとしてあげる事が無かったのかということも気になるものです。

直葬で後悔

後悔する

亡き人に何かして差し上げるものと言えばやはり供養であり、お葬式には葬送の儀としての供養の内容がたくさん含まれていますのですが、お葬式をしなかったので、供養をしていないということで後になって後悔される方がおられるのも事実なのです。

故人のお見送りの時に出来なかったことを後悔しても時間は戻りません。

たとえばお葬式を後からすることも出来ますが、やはり亡き人を目の前にしてのお葬式には叶いません。

供養は亡き人への届け物

法事の祭壇のイラスト

しかしながら供養というものは何時でも届けることが出来ますから、最後のお別れの時に出来なかった事は、後から供養と言う形で送ってあげるしか他に方法はありません。

供養をするという事は、亡き人に対して手を合わせることであり、死後の世界で迷わない事、そして成仏を願う事なので、手を合わせる対象としての位牌があった方が気持ちを集中することが出来ます。

お葬式はその時が住めば終わりですが、供養と言うものは、続けることに意味があり、可能であれば毎日供養して差し上げれば、亡き人がしても喜んでくれるのです。

高野山真言宗やすらか庵では戒名付き位牌が3万円で出来ますので、これは亡き人の供養をして差し上げようと思ったら是非利用したい内容です。

位牌があれば毎日手を合わせて差し上げることが出来るのです。

また故人のための供養や先祖供養なども行うことが出来ます。

今からでも間に合います

位牌を持ち歩くこと

思い立ったら吉日、亡き人に喜んでもらおうと思うのなら、戒名を付けてもらって仏門に入ってもらい、位牌を作って毎日手を合わせて差し上げましょう。

戒名というものは本来生きている内に仏門に入って、釈迦の弟子になったという証に頂くもので生前戒名とも言われ魔すが、何時頂いても遅くはありません。

亡き人は必ず私達を守ってくれる立場になられます。

私達の世界と目には見えない亡き人との世界はすぐそこに繋がっているのです。

私達にとって神仏や亡き人の繋がりは是非とも必要な事で、人生を乗り切るための大切な力を与えてもらえます。

今からでも間に合います、私達の人生、たとえ残りが僅かでも、気が付いた時に始めれば、これから先の長い長い道のりに変化を及ぼします。

良き人生であります様、共に精進して参りましょう。