お焚き上げ供養で焼き尽くせ

お焚き上げ供養の本尊である不動明王は火炎で煩悩を焼き尽くすという役割があって、私達の悩み苦しみを容赦なく一瞬の内に焼き尽くしてしまいます。

例えば遺品整理の時に押し入れから出て来て、処分するか否かを迷う写真アルバム、何十年も前のアルバムは懐かしいことばかりで見ている内に時間が経つのを忘れてしまい、すっかり忘れた過去の思い出が鮮明に蘇ってくると共に、親の思いや兄弟の絆を再認識する貴重なタイムカプセルです。

アルバムの数も相当な数があれば、捨てずに取っておくにしても結局また仕舞っておくだけで、惜しいけれど処分しようかという事になるのですが、大切な写真を数枚だけ残しておいて、残りの写真は両親の元に届けてあげようという時にお焚き上げ供養が役に立つのです。

アルバムはゴミとして捨てても焼却場で焼かれるのでお焚き上げと同じに思えますが、消えてなくなるだけで、やはり儀式をして個別にお祓いをし、祈りながら護摩の火で焚き上げれることによって天の御両親の元に届けられるのです。

アルバムは開くことによって皆で懐かしい話をして、親の温かさを感じたり皆の絆が深まれば、それで十分に役に立ったと言えるのです。

護摩の火では私達の悩みや苦しみ、迷いの心や弱い心が焼き尽くされ、天に届け物もしてくれるのです。