花というものは、子孫を残すための営みで、
鳥や虫を引き付けるために綺麗であるということは分かるのですが、
そうしようと思って咲かせているのではなくて、
何も考えなくても綺麗な花を咲かすというのは、実に不思議なことですね。
然るべき時期になれば叱るべき花を当たり前のように咲かせる、
自然にしか出来ないことです。
美しいという感覚は、科学的なものではありませんが、
色や匂いというものは、いくら同じものを作ろうと思っても
作ることはできません。
もうそろそろ春の気配がしてきました、風が吹くたびに春が近づいてきますね。
何でもないような椿の花ですが、朝の礼拝の後で、
つい立ち止まって見てしまいました。