スモモと月

高野山真言宗やすらか庵には植えてから8年ほど経つスモモの木が2本あり、これまでに一回も実が生ったことがありませんでしたが、3月の初旬にはたくさんの花を咲かせたので試しに受粉させたところ、今年はその内の1本の木に全部で5個ほどですが実が付いていました。

受粉作業をしていない高い所にも実が付いていましたので、何もしなくても良かったのかもしれません。

花が済んだ頃には小さい実がたくさん付いていたのですが、ほとんど落ちてしまった残りですので、毎日必ず観て楽しむようにしています。

成長を見守るということは大切なことで楽しみでもあり、風が強い日は落ちないかと余計な心配をしますが、ただ単に見ているだけでなく、仏教の修行として観るということの実践を心掛けています。

観るには目で見る、耳で聞く、舌で味わう、鼻で嗅ぐ、触れて感じるの五感の他に、心の眼で感じるという要素が加わるのです。

心で感じるためには心の眼が開く必要があり、心の眼が開いた者を仏と言い、真実の世界が見えてくるのです。

ちょうど夕方、月とのコラボで絵になる風景でしたので、写真を撮りました。