新型コロナ対策として食料自給率を上げることに取り組んでいますが、ミニトマトはついに実が赤くなってきました。
トマトは南アメリカのペルー原産のナス科ナス属の多年生植物です。
日本では冬になると枯れますが、ペルーでは荒れ地に生えていて、枯れることの無い雑草のような存在のようで、たしかにミニトマトは冬になって枯れたまま放っておけば、翌年には勝手に芽が出て育ちますので、意外と強い植物のようです。
我が国には江戸時代の寛文年間に長崎に伝わったのが最初で、貝原益軒の「大和本草」には唐ガキ(柿)または珊瑚茄(さんごなす)と記されています。
珊瑚ナスというのはとても良い名前ですね。
植物の実というものは熟すと目立つ色になって、まるで食べてくれと言わんばかりの派手な色になりますが、これは鳥につつかれたり動物に食べられたりして種をなるべく遠くに落とすための自然の摂理なのですが、よくまあこんな綺麗な赤色、どうやって作ったのかなとも思いますが、太陽の光から取り出したのでしょうね。
こんなすごいことが目の前で繰り広げられるのですから、興味津々で毎日見ています。
ところで新型コロナをきっかけにして、世界中で不穏な雰囲気が漂いますが、欲丸出しの小競り合いは醜いもので、欲望の行きつく先には相手を打ち負かして力づくで征服するという恐ろしい欲望があるのです。
そして各地のあおり運転がまたニュースになっていますが、新型コロナで押さえつけられた我慢が怒りの気持ちとなって、ふとしたきっかけで爆発しているのです。
新型コロナウイルスは去った訳ではありません、形を変えながら私達の身の回りに迫っているのです、疫病の最終目標は私達の心の中まで餓鬼や地獄の心で支配することです。
疫病に心の中まで支配されないように致しましょう。