「真言宗」の記事一覧

弘法大師空海が平安時代に開いた真言宗は仏教の中でも密教の世界を世に示し、様々な宗派を生みだしました。

私達は今でも座禅瞑想していると言われる弘法大師の意志を受け継ぎ、密厳浄土を広めるための活動を続けていく必要があります。

華鬘(けまん)とは

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華鬘のイラスト

華鬘とは 華鬘はサンスクリット語のクスマ・マーラー(kusamamala)の漢訳で「倶蘇摩摩羅」の漢字が当てられ、倶蘇摩が花、摩羅が髪飾りを意味する荘厳具です。 インドに於ける花の役割 インドでは客人をもてなすために花を […]

金剛輪菩薩について

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金剛輪菩薩のイラスト

金剛輪菩薩とは 金剛輪(持)菩薩とは私達が読経や真言、陀羅尼などを唱える時に知らず知らずのうちに犯した間違いに対して赦しを乞い、間違いを正してくれる菩薩。 金剛輪菩薩の曼荼羅の位置 金剛輪(持)菩薩は胎蔵界曼荼羅の中央に […]

五供養とは

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五供養の写真

五供養とは 五供養とは神仏や先祖に捧げる五つの供え物「水」「花」「香」「飲食」「灯明」のことで、五供(ごく、ごくう)とも言います。 五供養の役割 神仏や先祖に捧げる五つの供え物「水」「花」「香」「飲食」「灯明」には次のよ […]

火舎香炉とは

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火舎香炉の写真

火舎香炉とは 火舎香炉(かしゃこうろ)とは密教で使われる蓋付きの香炉で一面器(いちめんき)或いは四面器と呼ばれる密教法具の中央に置かれます。 一面器とは 一面器は密教で使われる法具の事で、行者の前に置くので前具(まえぐ) […]

柄香炉とは

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柄香炉のイラスト

柄香炉とは 柄香炉(えごうろ)とは柄の付いた金属製の香炉で法要などの時に使う法具です。 柄香炉の使い方 使わない時には脇机に置いてあって、法要で使う時には導師が炉を左前方に向けて両手で持ち、三礼の後で着座する時に脇机に置 […]

身代わり地蔵とは

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やすらかの森-地蔵

身代わり地蔵とは 身代わり地蔵とは、地蔵菩薩が自らの信者が受けるであろう病気や怪我などの災難を、信者の代りに受けると信じられている伝承のこと。 身代わり地蔵の昔話 昔ある所に年老いて病気の母親と親孝行の息子が二人で暮らし […]

須弥壇とは

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須弥壇の写真

須弥壇とは 須弥壇とは寺院に於いて仏像や厨子を祀るために一段高くしてある祭壇の事であり、仏教の世界観である須弥山を模したもの。 仏壇の中の須弥壇 家庭で使われる仏壇の中で仏教の世界観である須弥山を表している部分を須弥壇と […]

嘘も方便とは

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嘘も方便のイラスト

嘘も方便とは 仏が衆生を救済するための方法として相手のためを思うが故に嘘をつくこともあるということから、大きな善行を積むためには小さな嘘も時には必要であるという仏教用語。 仏教と嘘 仏教に於いて守るべき戒律の五戒や十善戒 […]

縁なき衆生は度し難し

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縁なき衆生は度し難しのイラスト

縁なき衆生は度し難し 「縁なき衆生は度し難し」とは全ての衆生を救うという誓いを立てた仏でも仏縁の無い者は救うことが出来ないということ。 仏縁の無い人 仏との御縁である仏縁には自ら求めて得られる御縁と天から与えられる御縁が […]

阿字について

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阿字のイラスト

阿字とは 阿字は梵字の一番最初の字であり日本語で五十音の最初の「あ」英語でアルファベットの最初の「A」に相当し、大日如来を表し、全ての根源、本質という意味です。 阿字のある所 阿字は寺院やお墓に行けば見ることが出来ます。 […]

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