多磨霊園にて

朝晩は随分と温度が下がり、寒いような日もありますが、皆様如何お過ごしでしょうか。あんなにうるさかったセミがもうすっかり鳴かなくなってしまい、その代わり夜になるとコオロギの合唱が賑やかです。

最近は街を走っている新しい車を見ても、どれも同じようにしか見えない、と言いますか個性を感じられないと同じく、お墓を見てもどれも同じように見えてしまうのですが、たまに「これはおもしろい!」というお墓があると立ち止まって見てしまいます。

お酒が好きな方だったのでしょう、亡き人の人柄が偲ばれるようです。国内の石というのがいいですね。こういう石なら苔むしてくると自然の形式の一部となるので、たとえ無縁になっても味があるのではないかと思います。