これからの時代に対応した永代供養墓
写真の永代供養墓は茨城県稲敷郡美浦村の如来寺に納めたもので、
地蔵菩薩が鎮座された合葬墓です。
FRP製で船の外板などに使われていることから、
雨風や湿気に強いことが特徴です。
また、どれ位の耐久性があるかの具体的なデータがありませんが、
長期の使用に耐えうるのではないかと思われます。
仏像のFRP化
最近はFRPの構造物が普及して、屋外の仏像もFRP化が進んでいます。
FRPのメリットとしては、軽量化が出来ることと、補修が可能なこと、
そして鋳造や石造と比較して安価に出来ることです。
大仏と言われる大きな仏像を作ることも可能ですし、
デザインが自由に出来ます。
仏像作りはまず、発泡スチロールで元の型を作ることから始めます。
発泡スチロールの型が大体完成しました。
スチロールを溶かさない樹脂を塗ってからその上にFRPを一層だけ重ねます。
そして一層だけ重ねて固まった所で、中の発泡スチロールを抜きます。
発泡スチロールを抜きますと、中が空洞になりますので、
以後は中に中にとFRPを積層していき、厚みを持たせます。
充分な厚さを確保出来たところで、後は表面を研磨し、
へこんでいる所はパテ塗りしてまた研磨を繰り返します。
こうして出来上がったのが、この地蔵大仏で、高さは3メートルを超えています。
正面と背面に納骨のための扉が付いていて、鍵をかけることが出来、
正面の扉は小さいですが、後ろの扉は人が中に入ることが出来ます。
大仏の中にはカロートの穴があり、その中も含めて粉骨した遺骨を
千体以上は納骨することが出来ます。
依頼があれば作成いたします
寺院様にも要望があれば、作成いたしますので、
お気軽にお問合せくださいませ。
合葬墓が必要だけど、予算があまり取れない、
たぶん私でしたら、どこよりも安く出来ると思います。
オリジナルの仏像を作って欲しい、
何か他には無いような仕組みを取り入れたいなどのご要望に
お応え出来ると思います。
中に照明を入れて夜になると仏像が光るなんてことも可能です。
私は僧侶でありますので、本業がありますが、
何か困った方のお役にたてることがあれば、喜んで受けさせて頂きます。
私が作成いたしますと、ちょっとくせのある仏像になりますが、
この世に仏国土が出来て、寺院の本来の役割が果たせればと思います。
お寺がもっと皆に親しまれる場でないといけない、
そして供養の大切さを説かなければいけない、と常々思っております。
やすらか庵 清野 徹昭
TEL043-228-1480