アメリカで新型コロナ死者10万人突破

我が国では新型コロナの非常事態宣言解除がなされて以来、緊張の糸が切れたかのように人の流れが日常生活に戻りつつありますが、それでもアメリカでは今まさに死者が10万人を突破してウイルスの拡散はまだ続いています。

経済を止めてしまえば失業などで飢え死にする人が出るし、多少は犠牲を払いながらでも経済を動かしていないと国が破綻するのですから、新型コロナによる死者は国に命を捧げた殉職者なのです。

10万人の人を棺桶に入れて埋める縦長の穴を掘ろうと思えば1人につき2メートルとして20万メートル、つまり長さ200キロメートルの穴を掘ることが必要で、東京駅から西方向に穴を掘れば静岡の焼津あたりまでの穴が必要になるのです。

また都立霊園では最大の多磨霊園でも墓地は6万8千区画ですので、これだけの霊園を準備してもすぐに一杯になるほどのアメリカの死者数なのです。

新型コロナで亡くなった方の遺体が病院の傍で山積みされていて、埋葬が間に合わない現実は、まるで戦争でバタバタと人が亡くなっているかのようです。

新型コロナはまだ終わった訳ではありません、東京では今まさにクラスター発生のニュースも入りました。

私達は新型コロナに関して、世界の諸外国と比較しても感染が意外と被害が少なく、何かしらの要因があると言われていますが、感染は津波と同じで第2波、第3波と寄せては返すことを繰り返しますので、いつ大きな波を被るか分からないので油断禁物です。

まだまだ忍耐の生活は続きますが、必ず収束する時が来ますので、気を引き締めていきましょう。