家に帰った時の挨拶で「ただいま」は「只今帰りました」の略です。
「ただいま」という言い方は完全に定着していますが、どうして「只今帰りました」と言わないのでしょうか。
また「お帰りなさい」も「お帰りなさいませ」の略なので、正しくは「只今帰りました」「お帰りなさいませ」となります。
挨拶というものは元々丁寧なもので、相手を敬う意味があるのですが、家族の中では挨拶と言うよりも、コミュニケーションとしての意味が強いので、挨拶は簡単にということが定着したのです、そして挨拶も大切ですが、挨拶につながる会話が大切なのです。
「ただいま」「おかえり」「今日はどうだった?」…これが家族のコミュニケーションです。
そしてこの挨拶は小さな声ではいけません、大きな声で言えば家中の厄払いにもなるのです。挨拶は厄払いの呪文なのです。