2021年５月８日お焚き上げ供養の報告

2021年5月度お焚き上げ報告

2021年5月8日午後1時よりやすらか庵お焚き上げ場にて恒例のお焚き上げ供養が開催されました。

2021年度上半期に全国から送付されましたお焚き上げ品の供養と、後継者が居ないなどの理由でお祀りすることが出来なくなった神棚、仏壇、位牌などを焚き上げます。

今は新型コロナの影響で困難の時代に突入し、仕事や生活に支障が出ている方がたくさん居られますが、疫病退散、厄災消滅の願いも込めての開催となりました。

25度を超える汗ばむほどの夏日となり、晴天で微風、お焚き上げ供養には絶好のコンディションでした。

朝9時からのお手伝いご奉仕に参加して頂き、有難う御座いました。草取り、清掃、お焚き上げ供養品の搬送などをお手伝いして頂きました。

午後1時になってお焚き上げ供養が開催されました。皆様にお預かりしたお焚き上げ品は一つ一つ施主様の住所とお名前などを読み上げながらやすらか庵にてお焚き上げ供養させて頂きました。

2021年5月8日午後1時開式、午後4時まで行いました。

当日参加された方には立ち合いにてお焚き上げ、厄払いのお加持をさせて頂きました。

お焚き上げの儀修法の後、点火しました。般若心経と不動明王の真言を読誦しています。

立ち合いの方には祈願の後、ご希望でしたらご自分の手で護摩に投入して頂き、お加持をさせて頂きました。

去年の12月28日より全国の皆様からお預かりしたお焚き上げ品はすべて個別に祈願の後にお焚き上げ供養させて頂きました。

皆さんの願いや思いはそれぞれ皆違いますので、叶いますように、成就いたしますように修法させて頂きました。

当日は参加しようと思っていてもコロナのご時世の中で遠慮された方がたくさんおられましたので、こういう形でのご報告を見て頂ければ安心して頂けると思います。

コロナの影響は当分続きますので、撲滅して忘れ去られるのは随分と先のことになりますが、ある意味人と人との社会的距離を取ることにより、人の心の温かさが分かるようになり、出かけることが制限されることにより、外で自由に行動できることの素晴らしさが分かるのです。

現代の私たちの生活は物にあふれて物欲に支配され、物を大切にしたり感謝したりすることを忘れがちですが、お焚き上げはそういった価値観を考え直すための良いきっかけになって頂ければと思います。