仏眼仏母

胎蔵界曼荼羅に於いて仏眼仏母は、心理を見つめる目を神格化したもの。

胎蔵界曼荼羅の仏眼仏母の位置

仏眼仏母

遍知院の構造

胎蔵界曼荼羅での仏眼仏母は中央の中台八葉院のすぐ上、東側の遍智院の中央より一つ左に位置されます。

仏眼仏母の特徴

仏眼仏母は蓮華座の上に座して瓔珞や宝冠などの飾りなどを付けています。心理を見つめる目が仏になる、更には人に真理を見つめさせて仏の鳴らせる宇宙の真理が仏の母として神格化したのです。

仏眼仏母の梵名

buddhalocanī ブッダローチャニー

真理を見つめる覚者の眼を持つ者という意味です。

仏眼仏母の印と真言

仏眼仏母の印

仏眼仏母の印

眼を開いて仏として生まれ変わられるという意味から仏像などの開眼供養の時に使われる印です。

仏眼仏母の真言

真言…ノウボウバギャバトウシュシャオンロロソボロジンバラチシュタロシャネサラバアラタサダニエイソワカ