今年は確かおじいさんの法事の年じゃなかったかな?
という時に役に立つのが法要早見表です。
亡くなった年が分かれば何回忌の法事をすれば良いのかが分かって、とても便利です。
檀那寺が仏具屋さんや葬儀社に作ってもらった早見表を配っている所もありますが、葬儀社や仏壇の広告がデカデカと入っていたりして、あまり好感が持てません。
寺院が作成して配っている早見表は、いかにも「ちゃんと法事をしなさいよ」と強制しているようで、これもまた好感が持てない物が多いのです。
近年では寺院の法事が昔に比べて減っているのですが、これは我が国の人口の減少も当然ありますが、若い人の仏教離れや、寄付や御布施ばかり強要する寺院に対する不信感などの要因も大きいのです。
檀家を離れていくなどで収入の減った寺院は、法事を催促することで収入を繋いでいこうとしますが、それが法事の催促のハガキになったり、配布物に刷り込まれたりしているのです。
法事というものは、しなさいよと言われてするものではありません。
法事は亡き人に対する追善であり、徳を積むことですから、自分から進んでしないと本当の意味で徳にならないのです。
世の中に善行と悪行があり、悪行に関しては誰かにそそのかされて行っても、自分から進んで行っても悪行に変わりはないですが、善行に関しては自らの気持ちで進んで行う善行のみ善行となるのです。
法事のハガキはついうっかり忘れてしまったような時にはとても助かるもので御座います。
しかしハガキが来たから法事をしようということに慣れてしまっていることは、折角の徳が減ってしまうかもしれません。
毎年新年には法事の確認をしてみましょう。
今は新型コロナで困難の時ですが、貼っているだけでも厄除けになるような元三大師の「疫病退散」の護符が付いた法要早見表を作ってみました。
25回忌はする地方としない地方がありますので、今回は25回の有りバージョンと、無しバージョンもそろえています。
広告無し、無料でダウンロード出来ます。