思い出の写真
亡き人の遺品の後片付けで捨ててよいかどうか悩むのは思い出の写真です。
アルバムをめくって見てみれば、遥か昔の楽しい思い出が蘇ってくるもので、もうすっかり忘れていたようなことでも思い出させてくれるという意味では写真の力は大きいものです。
過去の記憶
私達の脳には目で見たり、耳で聞いたり、匂いを感じたり、舌で感じたり、触れたりして五感で感じたものを潜在意識として全て記憶しているのですが、時間の経過と共に膨大な記憶の中に埋もれていくものですが、思い出の写真のように過去に経験した情景を見れば、過去の記憶が鮮明に蘇ってくるのです。
思い出の写真を見ながら、こんなこともあったなと過去に思いを馳せていますと、写真を捨ててしまうことが、その楽しい思い出まで捨て去るようで、悩んでしまいます。
思い出の写真の処分
亡き人との思い出がいっぱい詰まった写真やアルバムを捨てることは、自分や故人の人生経験や過去の栄光を捨て去るような気がして中々出来ないものです。
取っておいてもどうせ見ないのだから捨ててしまっても構わない、と思えば捨て去ることは簡単ですが、もしかしてまた見るかもしれないと思えば捨てる勇気が持てません。
思い出の写真のお焚き上げ
亡き人のことを思い出して差し上げることも供養です。一回でも思い出して楽しむことが出来たと思えばアルバムを開いた意義があります、これで良いと思ったらお焚き上げ供養を利用してください、まだ必要だと思ったらアルバムは取っておいてください。
