Q.墓じまいして散骨供養出来ますか
A.後継者の居ない方にとっては今あるお墓を何とかしないといけないという問題と自分の万一の時に自らの死後をどうするかという大きな問題があります。
墓じまい供養とは後継者の居ない方がお墓を片付けて中のお遺骨を永代供養や樹木葬、散骨供養などにすることですが、お墓を片付けると言っても手続きや費用の捻出、親族や関係者の同意、石材店の見積、改葬先を探すなど面倒なことが多く、思い立ってもすぐに出来ることではありませんので、長い時間とそれなりの費用を捻出しておく必要があります。
後継者が居ない方にとっては墓じまいして取り出したご先祖様の遺骨は永代供養や後継者不要の樹木葬、散骨供養などのいずれも後継者が居なくても可能な選択肢を選ぶことになり、その中でも散骨供養は遺骨に執着を持たずに大自然にお還り頂くという意味では仏教的にも正しい選択肢であり、但し供養の目的を持って行うことが重要であり、巷の散骨業者が行っている遺骨の廃棄処分ではありません。
散骨供養は亡き人をあの世にお送りするという大切な目的を持った葬送の儀なのです。
やすらか庵の僧侶清野徹昭は僧侶でありますが、墓じまい供養の読経供養などももちろん行いますが、墓じまいの施工も行いますし、散骨供養の船と森を所有してお困りの方の救済の修行をしております。
どんなことでも可能でございますので、特にお墓を処分したりすることはご先祖様の怒りを買わないか、バチが当たるのではないかという潜在的な不安がありますので、供養の実践をすることにより、ご先祖様にとっても生きている私達にとっても両方が納得のいく形にすることが大切な事でございます。