無量寿如来
胎蔵界曼荼羅に於いて無量寿如来は、尽きることの無い光明が開花した菩提心から出てきて西方の世界を照らすという仏です。
胎蔵界曼荼羅の無量寿如来の位置
胎蔵界曼荼羅での無量寿如来は菩提(悟り)を表し、修行に続くプロセスなので西方に位置します。
無量寿如来の特徴
無量寿如来は蓮華座の上に座して弥陀定印を結び、飾りなどを付けないのが特徴です。深い瞑想に入って悟りに達する意思を表します。
無量寿如来の梵名
amitāyus(amitābha) アミターユス(アミターバ)
尽きることない光輝ある者、寿命ある者という意味です。
無量寿如来の印と真言
無量寿如来の印
印…弥陀定印
手には弥陀定印を結び、深い瞑想に入って悟りに達する決意を表します。
無量寿如来の真言
真言…ナウマク サンマンダ ボダナン サン サク ソワカ