普賢延命菩薩
胎蔵界曼荼羅に於いて普賢延命菩薩は、あまねき方面における衆生の延命長寿を益する賢者という意味。
胎蔵界曼荼羅の普賢延命菩薩の位置
胎蔵界曼荼羅での普賢延命菩薩は中央の中台八葉院のすぐ上、東側の遍智院の中央より二つ右に位置されます。
普賢延命菩薩の特徴
普賢延命菩薩は蓮華座の上に座して瓔珞や宝冠などの飾りなどを付けています。20臂、つまり20本の腕があり様々な持物を持ち説法印を結びます。
大安楽不空金剛三昧耶真実菩薩(ヴァジュラモーガサマヤサットヴァ)の別名があります。
真言宗での普賢延命法の本尊でもあります。
普賢延命菩薩の梵名
samantabhadrāyus サマンタバドラーユス
あまねき方面における衆生の延命長寿を益する賢者という意味です。
普賢延命菩薩の印と真言
普賢延命菩薩の印
曼荼羅の菩薩が正面で結んでいる印とは違います。
普賢延命菩薩の真言
真言…オンバザラユセイソワカ