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使わずに余った古い切手は使いにくい
度重なる消費税増税であらゆる物の値段が上がっていきましたが、郵便利用金も同じく、料金が上がる度に1円切手を追加して使うのですが、それでも使わずに残り続けている切手が数知れず、皆さんの机の引き出しにも結構こういった未使用の切手が残っているのではないでしょうか。
古い切手が使いにくい理由
現在でしたら定形郵便は25gまでは84円切手を1枚貼ってポストに投函すれば相手の所に届きますので、よく手紙を出すような人は82円切手を1枚ずつ郵便局に買いに行くのが面倒なので、たくさん買っておけば安心です。
しかし郵便料金はこれまでも何度も消費税が上がるなどの理由で改定され、その都度新料金の新しい切手が発行されますので、今まで持っていた切手では料金不足になってしまい、追加の切手を貼る必要があります。
特に商談や目上の人に対しての手紙については、追加の切手を何枚も貼ることで、手紙を最初から計画的に準備したものではなくて、在り合わせの物で準備したと捉えられることがありますので、印象を悪くする可能性もあるのです。
ビジネスの世界では大切な要件の時には全て新しい物を買って揃えることで、その人の要件に対する強い気持ちが現れて、成功につながっていくのです。
相手の印象を左右するような手紙や贈り物などのパッケージや見た目には日本人は随分とこだわる民族なのです。
そういう意味で古くなってしまった使わない切手は、使う機会がないために何時までも引き出しの中に仕舞ったままになっているのです。
古い切手もお金と同じです
切手で物を買うことは出来ませんが、たとえ古くなっても額面通りのお金としての価値はありますので、古い切手を机の中に入れたままにしていることは、お金を置きっぱなしにしていることと同じことです。
郵便局で出来る事
古くて使わなくなった未使用の切手は、郵便局に持って行ってもお金に換えてくれません。
郵便局では手数料を払った上で新しい切手に換えてくれるか、ハガキ、スマートレター、レターパックライト、レターパックプラスに換えてくれます。
切手を交換してくれる手数料は1枚について5円で、10円未満の切手は合計額の半額が手数料(令和4年度調査)になりますので、結構な金額が目減りします。
レターパックプラスが欲しいのに、持ってきた切手の合計金額が不足する場合には追加の料金を支払います。
金券ショップで換金
金券ショップに持ち込んでもバラではダメだったり、シートでも買取の金額は下がります。
シートで8割程度、バラで5割程度の買い取り額になるようです。
古い切手をゆうパックで使おう
古い切手は切手として使えば額面通りの値打ちがあり、その使い方としては
手紙やはがきに使うことはもちろんですが、特におすすめなのが、郵便局の「ゆうパック」で利用することです。
ヤマトや佐川などの宅配便に切手を使うことは出来ませんが、ゆうパックの送料として切手を使うことが出来ますので、送料として使えば意外とたくさん使えるのです。
因みに郵便物に貼る切手の枚数の制限は無いようですので、極端な話ダンボール箱の全面に少額切手を貼っても構わないのですが、そんなことをしたら郵便局の方が困るでしょうから、ある程度は良識的に考えないといけません。
しかし大切な人への贈り物としての箱にべたべたと無数の切手が貼ってありますと、結構驚かれますし、場合によっては印象を悪くしてしまうかもしれません。
送料を出すのがもったいなくて、残り物の切手を貼ったと思われるからです。
切手をたくさん貼る場合には、ある程度気心の知れた人でないといけません。
お焚き上げで切手を使おう
古い切手をたくさん貼って構わないのは郵便と郵パックに限りますが、お焚き上げ供養の送料としてお使いください、お焚き上げ供養自体がお片付けでありますので、ついでに使わなくなった切手もお片付けすればとてもスッキリします。
やすらか庵のお焚き上げは全国対応ですから、全国どこからでも郵送や宅配便を使って利用することが出来ます。
不要な切手の使い方としては、送る準備が出来た郵パックに不要な切手を実際の送料よりも少なく貼ってから郵便局に持って行けば、不足分を計算してくれますので不足分を支払えばシールを貼ってくれて受付完了です。
送料が分かってさえいれば、手元の切手をうまく使えば全て間に合うかもしれません。
近年では硬貨に手数料が掛かるようになった関係で、特に1円や5円などの少額硬貨は使いにくくなってしまいましたが、切手もまた上手に使わないとお金を無駄にしてしまうことになるのです。
高野山真言宗やすらか宛の郵便物や郵パックは不要となった未使用の切手を使って構いませんよ。