夕焼けの飛行機

やすらか庵(安羅迦庵)は千葉市若葉区野呂町にありますが、ここはちょうど飛行機の成田ルートと羽田ルートの両方の便が飛行するコースで、結構頻繁に飛行機が通ります。

頭上を通ってもそんなにうるさいとは思わない程度の高度でありますので、助かりますが、もっと低い高さで至近距離で飛行していたら、私みたいに音に敏感な者としては、生活に支障が出るかもしれません。

仕事で東京の立川や福生付近とか通りますと、ジェット戦闘機が頭上を通り抜けていくことがありますが、あの爆音は凄まじいですよね、窓ガラスがビリビリと振動します。しかし、そこで生活していたら慣れると言っていました。

最近はいろんなことに対して、気にしない、ということが意識的に少しだけ出来るようになりましたが、それは自分の環境を意図的に変えることで、これがまた結構難しいのです。

例えば近隣の生活音などは、気になり出したらその人の首をしめてやりたくなるという気持ちが分からなくもないです。気にするなと言われても出来る事ではありませんし、どうにも出来ないことで、よく世間では隣人の生活音が原因で事件になったりするものです。

静かにしろとか、うるさい、とかは話し合いで解決することもあります。相談できる場があれば利用すべきです。しかし決して相手を変えてやろうとか思わないことが秘訣で、自分が出来ることはまずは自分がするということが大切です。毎日同じ時間に同じ音がして気になるのであれば、その時間の生活パターンを変えてみるのが第一歩です。なんで人の為に自分が変わらなければいけないのだ!と思う心が殺人事件の始まりなのです。

飛行機が夕焼けの中を飛んでいるのは、ちょっと幻想的な感覚さえしますが、あっという間に夕焼け雲の中に吸い込まれていきました。こういった綺麗な景色の中では、何が飛んでいても綺麗に見えるから不思議です。