新型コロナで自粛が続きますと仕事は無いのにお金だけが減っていくという状況が続き、これでは生きていけないと危機感を抱いている人、もしくは今日明日のお金もままならないという人にとって、働かなければ食べていけないという事になってきます。
国がお金を支給してくれると待っていてもあてになりません。
4月20日、ブラジルのボルソナロ大統領が首都・ブラジリアで支持者らを前に「新型コロナウイルスには国民の70%が感染する。どうすることもできない」と発言。その上で社会の崩壊を防ぐため、「高齢者や健康に問題のある人はケアするべきだ。ただ、われわれは働かなければならない」と経済活動再開を訴えたことはある意味正論かもしれません。
私達は経済活動を行う事によって生きているのですから、経済が止まってしまえば生活出来ませんし、かと言って犠牲を出すことを恐れるばかりでも生活出来ないのですから、この状態はまさに「命を取るか、お金を取るか」の選択肢に迫られているのですが、命を取ればお金を失うという単純な問題では無くて、命を取った所で命も失われ続けているのです。
しかしながら普通に働いたところで元気な人達がバタバタと倒れれば社会は崩壊します。
感染するだけ感染して免疫が出来れば終わる、という見方と感染せずに終わらせるという見方がありますが、未だに答えが分からない状況です。
命もお金も両方大切なのですから、今の私達に出来る事は極力感染しないことです。
経済が動かなければ仕事もありませんが、仕事は自分一人だけの問題ではありませんので、皆で乗り切るしかありません。
大規模な自然災害やウイルスなどは、元を正せば私達の経済活動によってもたらされています、経済優先主義で突っ走ったツケが今頃になって出ているのかもしれません。
世界中の経済が縮小している今の地球は大気汚染が無くて空気がとても綺麗だそうです。
今は私達の豊かさとは何なのかを考える良い機会であり、地球環境の事を考える良い機会なのかもしれません。