下心ある善意

私達は災害などで被災して本当に困った時に近所の人が駆けつけてくれて助けて下さったり、ボランティアの方がお手伝いして下さったり、家族や親族が支援してくれたり、時には自治体や国が支援してくれたりと、善意というものに支えられていることを実感する時があります。

我が国では昔から「困った時はお互い様」と言われるように、誰もが助ける側にも助けられる側にもなり得るので、助けるのは当たり前という考えが根付いています。

真の助け合いとは困った時に無条件で助けるということと、助けたにしても見返りを要求しないという2つのことが揃ってこそ実現するのです。

家族で助け合うのは当たり前、近所で助け合いのも当たり前、社会で助け合うのも当たり前なのです。

我が国では当たり前の支援の精神も、国と国との関係となりますと戦略的支援という姑息な方法が使われ、中国の支援の仕方が国際的に問題になっています。

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困った時に支援をすることはとても素晴らしいことですが、あからさまな見返りを押し付けることは支援ではありません。

世界中が困難に直面している時に「いがみ合い」をしていたら世界平和は永遠にありません。

世界中で「困った時はお互い様」を実現する良いチャンスだと思って欲しいものです。