宝生如来とは
宝生如来とは密教に於ける大日如来の五つの智慧である五智(法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)の中の「平等性智」を表した如来で、宝物を生み出して福徳を授ける仏。
宝生如来の由来
宝生如来はサンスクリット語でラトナサンバヴァと言い、「慧財(宝)を生み出すもの」という意味で菩提心を持って修行を展開して福徳の宝を生じさせ、この宝によって衆生を救済する役割を果たします。
宝生如来の姿
宝生如来は簡素な衣を付けて瓔珞などの飾りを付けずに蓮華座の上に結跏趺坐し、左手は腹の前で衣を掴み、右手は手の平を前に向けて下げる「与願印」(よがんいん)を結んでいます。
宝生如来の眷属
宝生如来の眷属は四菩薩で
- 金剛宝
- 金剛光
- 金剛幡
- 金剛笑
宝生如来の真言
宝生如来の真言は
- オン・アラタンノウ サンバンバ・タラク