厄除け-アジサイ

各地で梅雨入りのニュースが流れる中、高野山真言宗やすらか庵のアジサイも少し色づき始めました。

「アジサイの中から毘沙門天出現!」

毘沙門天は厄除けの神です。

シトシト雨の中で濡れながら咲くアジサイはカタツムリがよく似合います。

イラストでもアジサイとカタツムリは定番のイラストです。

アジサイは古来より厄除けの花と言われ、6月の6のつく日に、アジサイを逆さまに吊るしておくと厄除けになるそうです。玄関に吊るせばお金が貯まり、部屋に吊るせばお金に困らず、トイレに吊るせば病気(婦人病)にかからないなどの伝承があります。

またアジサイは7色に色彩が変化すると言われ、「七難即滅、七福即生」の花ということで、厄払いの花としてお寺にアジサイを植えることが多く、アジサイ寺として有名なお寺が各地にあります。

アジサイは株を増やしやすい事や手入れが簡単なことから特に広い土地でたくさん植えますと、大柄の花が咲いた姿はとても見ごたえのある景色となり、写真家の方が多く訪れるようになるのです。

特に梅雨時でジメジメした時には家の中にカビが生えたり、気分が滅入ったり、古傷が痛んだりして体調が優れない時期であり、屋外に出かけることも少ないので、こういう時にアジサイでも見に行けば、厄払いも出来て気分転換になるものです。

アジサイは見る厄払いです、折って持ち帰ったりしたら厄払いにはなりません。

花泥棒に罪は無しと言われますが、お寺に植えてあるお花は元々、御本尊様に対するお供えですから、持ち帰るものではありません。

見るだけで厄払いになるのですから、花に厄を取ってもらうのですから、それだけでとても有難いことなのです。

墨田の花火

高野山真言宗やすらか庵ではお焚き上げ供養場の「墨田の花火」という品種の純白なアジサイも綺麗に咲いています。