白木の位牌とは
白木の位牌とは白い無垢の木で出来た位牌のことで、戒名や俗名、没年月日、享年などを書いて、亡き人のために葬儀の時から四十九日まで使う臨時の位牌のことです。
亡き人の名前などは木札に筆で直接書いたり、紙に印刷された物を貼り付けたりします。
白木の位牌に付いて詳しく…白木位牌を使い続けて良いですか-処分、お焚き上げの方法
白木の位牌がいつまでもある場合
白木の位牌は本来四十九日の法要が済めばお寺さんに引き取ってもらうか、四十九日の簡易祭壇と共に葬儀社が引き取ってくれますが、戒名を頂かなかったり、直葬などの葬儀を利用した場合には自宅にいつまでも残り続けることになります。
白木の位牌は亡き人のために作った仮の位牌ですが、亡き人の魂が迷わぬようにとお祀りしたものである故に、いつまでも使い続けることは止めましょう。
白木の位牌はお焚き上げ
白木の位牌は閉眼供養してからお焚き上げ供養するのが正しい供養法です。
やすらか庵では白木の位牌のお焚き上げ供養もしていて、お振込みが済めばすぐに送って頂いて結構でございます。
遺品整理をしながらお焚き上げ供養品を整理してその中に入れて頂いても結構ですし、白木の位牌のみ送るような場合には、なるべく安くということでレターパックプラス利用のお焚き上げ供養3千円を使えばお焚き上げ供養料は3千円で済みます。
レターパックプラスはA4サイズで郵便局やコンビニで520円で買える特定封筒で、中には重さ4kg以内であれば厚さ制限なしに入れることが出来ますので、白木の位牌も入れることが出来るのですが、そのままの状態では長すぎて入りませんので、短くする方法を伝授いたします。
白木の位牌を送る前に
白木の位牌をお焚き上げに送る前にしなければいけないこととして、
- 合掌
- 礼拝
- 「お焚き上げ供養に出させて頂きますのでご了承頂きます様よろしくお願い致しします」
- 再び合掌
お線香とロウソクがありましたら点けて下さい、少量の塩を振っても構いません。
白木の位牌を分解して短くする方法
白木の位牌のサイズは最近とても大きくなりましたので大きくて良く目立ちますが、不要になった時に箱に入れようとしたら箱からはみ出したりします。
塗りの本位牌は簡単に分解できませんが、白木の位牌は簡単に分解できて、文字板の所がすっぽりと抜けるようになっています。
やり方は文字板と足の部分を両手で持って文字板を揺らすように引き抜きます。
このようになれば短くなった分、レターパックプラスや小さめの箱にも入ります。
時々とても硬くて中々抜けないような位牌もありますが、接着剤で接着してあるわけではありませんので、必ず抜くことが出来ます。
郵送や宅配で送る時には感謝の意味を込めて合掌し、半紙か白いコピー用紙に包んでから入れましょう。