散骨供養と戒名
散骨供養をするのに戒名は不要ですが、故人様を仏門に入れて差し上げる良い功徳にもなりますので、供養のために位牌を作るのなら戒名はあった方が良いと思います。
戒名について
戒名は仏門に入った者がお釈迦様の弟子として新たに仏の世界に生まれ変わったとして頂く仏の世界での名前のことで、本来であれば生きている者が仏門に入って修行するために頂く名前なのですが、亡くなった人が頂くものという認識が強いのが現状です。
葬儀の簡略化
近年の葬儀は簡略化が進み、職場や近隣の人を呼ぶことなく身内の者だけで行う家族葬や、病院から直接火葬場に向かう直葬などが選ばれるようになり、葬儀をしないという選択肢が増えて参りました。
葬儀をしないということは当然戒名も無いのですが、散骨供養に戒名は必要ありません。
後から襲ってくる空虚感
しかし最後のお別れがあまりにも簡単すぎますと、果たして亡き人はこれで良かったのだろうかという気持ちも生ずる訳ですが、葬儀や戒名にしてもあまりにも形式的過ぎて高額な現状では、誰もが敬遠するのではないかと思います。
故人の成仏ということを真剣に考えたら、何もかも簡略化してしまって、生きている人だけの都合で進められる形式化された簡単な葬儀を利用した人は「これで故人は成仏したのだろうか」という空虚感に襲われるのです。
やすらか庵の戒名
やすらか庵では戒名授与して位牌を作り開眼供養して送料込みで3万円という企画がありますので、是非ご利用下さいませ。
亡き人に何かして差し上げたいと思ったら戒名を付けて位牌を作ることが最も喜んで下さいます。