Q.散骨した場所はお参りしても良いですか


A.散骨はそもそも亡き人の体の一部である遺骨を粉状にして散布することであり、自然に還るという意味でも、後のことは大自然にお任せするという気持ちが必要であり、遺骨に執着してはいけません。

どうしてもお参りしたいのであればお墓に納骨すべきです。普通にお墓参りするという光景が、後継者の居ない人にとっては、とても羨ましい光景でありますが、お墓参りをしたいという気持ちが捨てきれないのであれば、墓じまいを覚悟でお墓を買って納骨すべきです。

最近は後継者不要の樹木葬があり、やすらか庵でも5万円の樹木葬を提案していますので、検討してみてください。この樹木葬は30年間は自分の墓として使え、30年後には合葬墓に納骨してくれますので、墓じまいの心配をする必要がありません。

やすらか庵では、散骨しても少量のお遺骨を残してお祀りするか、位牌を作ってお祀りすることをおすすめしております。散骨した後には心の中に穴が開いたような空虚感が付きまとうものですが、一心に手を合わせて礼拝するようなものがあれば、故人様とのお付き合いを続けることが出来るのです。それが散骨供養というものなのです。


僧侶が行う散骨の質疑応答エンター


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