古い御札を見つけたら

古い御札

お札や御守りは一年間お祀りしたら、初詣で出かけた時に、元の神社や寺院にお礼を添えてお返しして、再び新しい御札を頂くように致しましょう。

古い御札を見つけたら丁寧に取り外しましょう。

古い御札の外し方-寺院の御札

寺院の名前が書いてある古い御札が柱や壁に貼っているのを見つけたら、次のようにしてお札を外してください。

  • 合掌
  • 一礼
  • 「仏様の御守護に感謝申し上げます、有難う御座います」
  • 一礼
  • 「それでは外させて頂きます」
  • 一礼

仏壇の中にある御札でしたら線香とロウソク、そしておリンを使い、同じことをします。

古い御札の外し方-神社の場合

神社の名前が書いてある古い御札が柱や壁に貼ってあるのを見つけたら、次のようにしてお札を外してください。

  • 一礼
  • 拍手
  • 「神様の御守護に感謝申し上げます、有難う御座います」
  • 拍手
  • 「それでは外させて頂きます」
  • 一礼

神棚の中にある御札でしたらお酒、水、米などの供物を捧げた上で行います。

あまりにお札が古かったら

あまりにもお札が古くて何の御札か分からない時には、仏式でも神式でもどちらでも構いませんから上記の作法を行った上で外してみて下さい。

糊でつけてあるような御札でしたら少々は破れても構いませんから、へらなどを使って綺麗に剥がして下さい。

何の御札か分からなくて恐れ多い時には光明真言を唱えながら行います。

奇跡の光明真言で開運を、唱え方と印の結び方

般若心経を唱えても良いです。

般若心経の意味と訳、唱え方、無料ダウンロード

お経を唱えながら行えば意外と清らかな気持ちで迷いなく粉うことが出来ます。

普段からこのような役に立つ真言やお経を覚えていたら意外と役に立つものです。

古い御札は捨ててよいですか?

御札が古いからと言ってゴミ箱に捨ててしまうのはおすすめいたしません。

神仏が家まで来て下さって守って下さる依り代が御札ですから、1年間の期間が過ぎたからと言ってお帰り頂くためのことを何もせずに放っておいた御札をごみ箱に捨てるようなことは良くありません。

それでも捨てるという方はせめて白い半紙に包んで塩を振るなりした方がよろしいかと思います。

古い御札のお焚き上げ

古い御札でしたらやすらか庵のお焚き上げを使えば500円のお焚き上げ料で済みますし、全国どこからでもお焚き上げが利用できますのでおすすめです。

御札というものは神様が家まで出張して下さるのですから、毎日礼拝して感謝の気持ちを手向ける事が大切ですが、古い壁に貼ったままにしていますと神様を迎えるだけ迎えておいて、お世話になったのに礼を言わないで放ったらかし、という大変に失礼なことをしているのです。

神様のお力添えなしに国難を乗り越えるのは難しいものでございます。

今からでも良いですから、1年以上経過している御札がありましたら「大変に失礼致しました」とお詫びを述べてから、頂いた寺社にお礼を添えてお返し致しましょう。何処で頂いたか分からないような御札でしたらやすらか庵のお焚き上げ供養をご利用くださいませ。