天国に手紙を届ける方法

天国に届ける手紙

手紙を出そうと思っていたら相手が亡くなっていたことが分かった、故人が亡くなった後に届いた手紙をどうしたら良いか分からない、最愛の人に今からでも手紙を出したい、などのことが実際に起こると、その手紙をどうしたら良いのか困ってしまいます。

諸行無常

祇園精舎

人の世の中は「諸行無常」だと言われますが、諸行無常とは、この世には永遠に続くものは何一つない、全て移り変わり行くものだ、という悟りの内容で、昨日まで元気だった人が急に亡くなってしまったり、元気だった人が不治の病にかかったりするのです。

祇園精舎とは釈迦の供養のためにと給孤独長者(ぎっこどくちょうじゃ)が寄進した修行道場であり、そこで修行している弟子達は自らの死が近づいたことを悟ると、「無常堂」という場所に移動して、やがて亡くなると鐘が鳴らされたそうで、無常堂の鐘が鳴らされる度に人の命が永遠ではないことを知り、そのはかなさが鐘の音となって響き渡るのです。

お釈迦様はだからこそこの世の中は苦しみに満ちていて、その苦しみから抜け出すには仏法の実践しかないと説かれているのです。

大切な人に手紙を書いて出そうとしていたら、その方の訃報を聞いて、出すことのない手紙になってしまったら、どうしますか。

愛する人宛に書いた手紙

愛する人に宛てた手紙

愛する人が居なくなってしまって、呼んでも返事をすることが無いし、話をすることも出来ないし、一緒に出掛けることもなくなって、家の中で泣いてばかりいても仕方ないと思い直して手紙を書くことはとても良い心の修行になります。

楽しいことばかりが思い起こされてしまいますが、魂の状態になられた亡き人に対して何でも構わないから気持ちを届けて差し上げることが亡き人に対する供養なのです。

仏壇や位牌の前で灯明と線香を上げて手を合わせて心の中で対話することも供養です。

そして亡き人のために読経すること、手紙を書くこともまた供養なのです。

写経もしてみよう

写経のイラスト

般若心経の写経もまた亡き人の供養になります。

写経は仏教の修行ですから、亡き人の供養のためにはもちろんのこと、自らの魂のレベルを引き上げることもできます。

毎日泣いてばかりいても何も始まりませんし、亡き人に対して何かできることがあるのであれば、それに酋長することで、亡き人と繋がることも出来るのです。

亡き人に会いたいと思ったら、ざわつく心を鎮めることです、泣いてばかりいても心は波打つばかりです。

亡き人の魂の世界は安楽の世界ですから、ざわつく心では繋がることが出来ません。

精神を集中して、そして心を無にして、そして亡き人のことを思い、写経の筆を進めるのです。

このサイトでは般若心経の写経が無料でダウンロードできますので試してみて下さい。

写経とお手紙をセットにしても構いません。

写経「般若心経」A4用紙版の無料ダウンロード

手紙の届け方

手紙を届ける天女

亡き人に手紙を書いて宛先を「天国」にして郵便ポストに投函しても郵便やさんは届けてくれませんが、届ける方法はあるのです。

お焚き上げ

お焚き上げとは護摩の火で神仏の魂が籠った物を天にお還しする方法ですが、亡き人に供養も届けてくれます。

お寺のお焚き上げ供養

お手紙を亡き人に届けたいとお悩みの方にこそ使って頂きたいのが高野山真言宗やすらか庵のお焚き上げ供養です。

お手紙だけなら定形郵便を使って500円のお焚き上げの料金です。

お焚き上げ供養の大きな目的はこちらの世界の物を天の世界に届けることであり、物と共に思いも届けて差し上げることが出来るので供養と言うのです。

自分の思いを伝えるのに自筆で書いた手紙という媒体がとても良く、可能であればパソコンで書いた文章よりも字が下手で構いませんので自筆の方が伝わりやすいのです。

これから書こうと思っている方は、宛先などは特に書かなくて良く、上の写真のように「天国にいるあの人へ」で結構ですし、内容についてもあまり深く考えることなく、思ったままを正直に書けばそれで良し、大切なことは自分の気持ちが届いて欲しい、という事だけで充分であり、これは亡き人との心の交流のための大切な修行だと思って下さい。

こういったことが出来るようになると、亡き人との心の交流が出来るようになり、お焚き上げ供養を使わなくても心の交流が出来るようになるのです。

亡き人との心の交流が出来れば、見えない心が見えるようになり、この世の世界でも善悪の区別がつくようになり、人に対して優しく接することができるようになります。