Q.眼鏡や入れ歯もお焚き上げしてくれますか


A.眼鏡と入れ歯は火葬の時には棺桶に入れることは出来ませんが、後で骨壺の中に入れたり、お墓に納骨する時に一緒に入れたりすることがあります。故人があの世に行って目が見えなかったら困るだろうから、そしてあの世に行って食事が出来なかったら困るだろうからという思いやりの気持ちで入れるのですが、それはあくまでも気持ちであって、気持ちとして届けられ、実際の眼鏡や入れ歯があの世で使われるということではありません。

しかし、無かったら困るだろうからという単純な気持ちではありますが、これこそが亡き人に対する思いやりの気持ちであり、供養の心にも通じるものなので、簡単に捨てるという訳にはいきません。

私共は皆様のそういった気持ちを無駄にしてはいけないと思います。

亡き人があの世の世界でいつまでも亡くなった時のままではありませんが、人の記憶というものは亡くなった時のままで止まっているものなのです。

お葬式の時に使う写真も故人のあまりに若い時の写真を使ったりしますと、故人との顔と違い過ぎて別人と思われたり、亡き人の顔が思い浮かばなかったりして違和感を感じますので、葬儀の時に使う遺影は、なるべく故人の亡くなった日から近くてふさわしい写真が選ばれるのです。

魂は元の肉体に戻ることが出来ませんのでもう生前中の形にこだわる必要はないのですが、亡き人が大事にしていた物や日常的に使っていた物にはやはり亡き人の思いがこもっていることが多いのです。

高野山真言宗やすらか庵では眼鏡や入れ歯もお焚き上げ品とともに出して頂いて結構です。そのお気持ちを天にお届けいたします。


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