目次
開運商法とは
開運商法とは「運気が上昇する」「能力が向上する」「悪い気を払う」などの名目で高額な開運グッズを買わせる方法のこと。
身近な開運について
私達の周りには日常の生活の中で昔から伝えられている小さな開運が幾つもあります。
四葉のクローバー
普段はあまり見かけない珍しい物を見つけた時に「運が良い」と思うのは、例えば学名シロツメクサは全国至る所に自生しているマメ科の草でクローバーと言われ、通常は3枚の葉を付けるのですが、たまに4枚葉が見つかると珍しいということで、摘んで持ち帰り、紙で挟んで本の中に入れて押し花のようにして大切に保存していると開運をもたらすと昔から言われています。
茶柱が立つ
急須から茶碗にお茶を入れた時に網の目をくぐり抜けて茶碗に入った茶葉の茎が茶の中で立って浮かんでいる状態のことを茶柱が立つと言って、縁起が良いこととして喜ばれます。
茶葉の茎が網の目をくぐり抜けて茶碗に入ってくるだけでも珍しいのに、それが立っていることは更に珍しいことだからです。
建物の柱は家全体を支えるための重要な役割をしていて、大黒柱と言われるように神格化されていて、七福神の中では大黒天として五穀豊穣、商売繁盛の神として信仰されています。
諏訪の御柱祭のように柱を立てるということはとても目出度いことなのです。
おみくじが大吉
神社や寺院に行っておみくじを引いた時に「大吉」が出たらそれは幸運の印です。
おみくじというものは最初から吉か大吉の割合を増やしていますので、大吉が出ることは相当に珍しいことではありませんが、ちょっとした縁起担ぎとしての利用で本当に幸せが掴めるのなら安いものです。
おみくじの内容については神様がそうしなさいと助言してくれていると思えば、実に有難い神様のお言葉です。
鳥の糞が車に付いた
車を走らせている時に飛んでいる鳥の糞が自車に当たる確率は相当なものです。
ましてや「うん」が付くのですから、この縁起の良いタイミングで宝くじを買えば当たりそうなものですが、果たして現実や如何に。
せっかく洗車したばかりなのに汚れてしまって残念と思えばそれまでですが、この場合にはラッキーだと思うことにより、更なる幸運に繋がるかもしれないのです。
開運商法に騙されないために
身内の者に不幸が続いたり、自分の病気や怪我や事故などの不幸が続くような時には、何をやってもうまくいきませんし、何か眼には見えない力が働いているのではないかと思ってしまいますが、そういう時に運気を良くする、悪い気を払うようなものがあれば試してみたくなるものです。
開運グッズについて
不景気な世の中になりますと開運グッズが増える傾向にありますが、開運グッズは使い方によって吉となることもあれば凶となることもあるのです。
開運グッズには印鑑、数珠、腕輪念珠、ネックレス、財布、招き猫、昇り龍などの物が通販サイトに溢れていますが、物はあくまでも「きっかけ」に過ぎないという認識を持ってください。
開運グッズが開運のために何かをしてくれることはありません、運気が良くなるきっかけを作ってくれるだけなのです。
開運は自分で切り拓いていくことなのです。
宗教と繋がった開運商法
あなたの今の不幸は先祖の不幸が供養されていない結果であり、先祖を供養するためには自分の家に壺を置きなさいということで、数十万円の壺を買わされた…
不幸が続く原因は邪気に満ちているからであり、浄化するためには○○が必要…
親子の仲が悪いのは浮遊霊が憑いているからであり、取り払うには○○が必要…
などで高価な物を買わされるのが開運商法です。
見えない世界の事を言われますので、それが見えると言われたら完全に信用してしまいます。
そして人の弱みに付け込んでどんどん高価な物を買わせますので、気が付いたらお金が無くなっています。
そこまではいかなくともそれに近い開運商法が世の中に溢れていて、困った人を救うのではなく、地獄に突き落とすのです。
開運には神仏と御先祖様そして自分の力が必要です。
目に見えないものに対応していくにはこれが一番良い方法で、良くなっているかどうかを気にしているよりは、ただ良くなることを信じるのみで疑わないのが正しい信仰なのです。
開運グッズのお焚き上げ
開運グッズとして購入した物で効果が無かったと思ってはいても、さすがに捨てるとなると勇気が要るもので、罰が当たるのではないか、悪いことが起こったらどうしようと悩むものです。
そういう時にはやすらか庵のお焚き上げ供養をご利用下さい。
毎日祈願の上でお焚き上げ致しますので安心です。