海で祈る

都会のマンションの中で生活していますと分からなくなってしまいますが、私達は本来自然の中で生きていく生命体で、周りの自然と常に繋がっている存在であり、周囲の自然は循環の法則により生まれては死に、死んでは生まれを繰り返し、魂と亡骸は元の大自然に還るようになっています。

私達が享受する文化的な生活とは自然とは切り離された生活のことで、全てが自分の思いのままにコントロールされている快適な生活ですが、自然とは本来私達がコントロールできないものです。

私達の身体も自然の一部なのですから、あまりに自然からかけ離れた生活を続けていますと、最後には自然が受け入れてくれなくなってしまうかもしれません。

散骨供養で海に出ていますと、海はあらゆるものを受け入れてくれる寛大さを感じますが、私達に重大な警告を発しているようにも感じます。

生活自体は自然から離れていても、努めて自然に触れる時間を持ち、自然に感謝する気持ちを持ち続けることが大切です。