金剛輪菩薩とは

金剛輪菩薩のイラスト

金剛輪(持)菩薩とは私達が読経真言、陀羅尼などを唱える時に知らず知らずのうちに犯した間違いに対して赦しを乞い、間違いを正してくれる菩薩

金剛輪菩薩の曼荼羅の位置

胎蔵界曼荼羅の構成

金剛輪(持)菩薩は胎蔵界曼荼羅の中央にある中台八葉院の右、金剛部院の最上部の一番右に位置しています。

金剛輪菩薩の姿

金剛輪菩薩の写真

金剛輪(持)菩薩は左手を伏せて左ひざの上に置き、右手は胸の前で親指と人差し指と小指を立て、人差し指の上に円盤状の輪宝をのせています。

円盤状の輪宝は鋭い歯を持った飛び道具で金剛輪とされ、罪障を打ち砕くことから、真言行者の修法中の誤りを正す目的で必ず行法の最後に大金剛輪陀羅尼として唱えられるのです。