宇宙とは
宇宙とは私達が暮らす地球を含む果てしなく広がる空間のことで、一説には1000億個以上の銀河を含む100億光年の空間的広がりを持った過去100億年間に亘って膨張し続ける空間であると言われています。
動き続ける宇宙
私達が暮らしている地球は自分で回転する自転、太陽の周りを回る公転などの規則的な運動をしていますが、太陽を中心とした惑星の集合体である太陽系にしても銀河系の中で廻り続けている訳であり、銀河系自体も回転しているのですから、私達が自分の家の中の自分の部屋に居て、椅子に座って動いていなくても、地球という乗り物に乗っている限り常に動き続けていますし、二度と同じ所に帰ってくることが無いのです。
同じ所に居て動かないでいるつもりだが実は動かされている、というのが私達の実態であり、自分では動いていなくても何かの大きな力に動かされているのが宇宙のエネルギーなのです。
旅の途中
私達はある意味二度と戻ることの無い旅を続けている訳であって、行き先の分からない旅というものは実は恐ろしいことなのですが、そんなことは考えなくても別に普通に生きていけるのですから、考えない人が多ければ多いほど「赤信号皆で渡れば怖くない」のです。
あなたがもし、行き先が分からない列車に乗せられたらどうしますか?
もしそういうことがあったとしたら、怖くて乗っていられないでしょうし、早く降りて自分の家に帰りたいですよね。
自分の家に居れば安心出来るのは、いつもと同じ状況があるからです。
必ず同じ所に家があって、家族が居て、自分の部屋があって、お気に入りの物があって、自分の空間がある、そういう守られた環境が何時も同じようにあるからこそ安心出来るのです。
しかし目を宇宙の方に移してみますと広い宇宙の中では、家族と共に家ごと動き続けていて、家族全員が何処に行くか分からない旅の途中なのです。
何処から来て何処へ行くのだろうか
自分は一体、何処から来て何処へ行くのだろうかという素朴な疑問を持ったことがありますか?
父親と母親が居て、母親の胎内から生まれてきたのは分かるけれど、自分の魂という本体があるとしたら、母親に宿る前は何処からきたのだろうかと。
更に言えば自分が死んだら体から離れた魂は何処に行ってしまうのだろうかと。
それを思えば今私がここに居るのは何故だろうか。
私は何をするために生まれてきたのだろうか。
今私は何をしたら良いのだろうか。
自分が何処から来て、何処に向かうのかが分かれば、自分が今するべき事が必然的に分かるのです。
無限に広がる広大なる宇宙で私達一人一人は長い長い旅をしているのです。
身体の中の宇宙
宇宙と言えば広大なる無限の空間で、膨大なる銀河の集団を包み込んで常に動き続けるものですが、実は私達の体の中にも宇宙が存在して緻密な活動が続いているのです。
私達の身体は約60兆個の細胞で出来ていると言われています。
世界の人口が65億人程度と言われていますから、私達の身体には世界の人口の約1万倍の数の細胞で出来ていて、役割を与えられた身体の中の一つ一つの細胞が連携して臓器などの組織を作り出し、生まれては死に、生まれては死にを繰り返しながらも一つの生命体として活動しているのですから、実に驚異的なことが私達の体の中で行われていて、更に細胞の一つ一つも小さなパーツがたくさん集まって働いていることは私達の肉眼では見えないにしても、私達の身体は細胞を単位とする小さな宇宙を形成しているとしか言いようがないのです。
私達の体の中に宇宙があるのですから、体の外の宇宙とつながることが出来るようになっているのです。
私達の体の中の宇宙と体の外の宇宙がつながるための設計図が曼荼羅なのです。
真言宗の開祖である弘法大師空海が説く即身成仏とはこの身このままで仏の境地に合一することですから、私達の身体が宇宙につながって、宇宙そのものになってしまうのです。
私は、凡人ですが、子供たちの未来のために、お大師様にお願いしたところ、ご縁があり、私と共に、そして、家族と共に、人間としての生き方を学ばせて頂いています。あまりに苦しい事では、ありますが、ダイレクトに宇宙から伝えられたことでした。ひたすら真言を唱え、先祖供養をしたところ、第三の目が開化され、五感を通して教えられました。
魂は入れ替り、いろんな体験をすることで、人間の進化のために体験させられることを知りました。仏様も、ご先祖様も、価値観は違います。実際に経験することにより、感情も違います。自分は磁石で、いろんな魂が砂鉄のようにくっついて、そこで、因果を解消すると、その魂は、他の磁石にくっつき、人としての経験を経て、人間としての無限の旅に出るようです。まだまだお話へ、尽きませんが、わたしは、お大師様の魂と阿弥陀如来の魂によって、生かされ、経験させられているようです。2月の雪の降るなか、夜中の2時前後3週間経を唱えたところ、いろんな事が見え、声が聞こえて、その時に、コンゴウサッタと、はっきり聞こえました。お坊さんにはお解りいただけるかと思いましたが、私にはピントこなかったのでした。そして、特別に誰からということでもなく、感覚で、宇宙の心理と、無くなってからの事を感じるようになりました。そして、これが即身成仏だと知った時、誰に伝えてら良いのか、おわかりになる方にと思い、月刊高野山の方にお伝えした次第です。でも、お大師様の事を調べていくうちに、こちらのサイトを、見つけることができました。というわけで、お話しさせて頂きました。魂は、入れ替わります。お払いしても、他の魂に入って、手となり、足となります。今は、その魂に過ちを正し、供養することがその人を助けることにもなり、世の中を救うことにもなるのではないかと感じた次第です。うちは、曹洞宗なのですが、母の実家が真言宗で、いろんなご縁があり、身をもって感じ、教えられたことなので、私も、どう伝えたら良いのか、信じて頂けたら幸いです。