やる気が起こらない
病気でもないのに何もしたくない、何をしたら良いのか分からない、生きる目標が無い、やる気が起こらないのは何故でしょうか、このような時にはどうしたら良いのでしょうか。
やる気とは
仕事や地域の集まりで積極的に発言し、行動するのが早い人は多くの人の信頼を得て人気者となり、各方面からの引き合いがあって常に忙しい「やる気のある人」です。
この場合のやる気とは何事に対しても積極的に動こうとする気持ちのことであり、誰かに命令されて動くのではなく、自分で自らの気持ちを奮い立たせて動いているのです。
やる気というものが自分の身体の中の何処にあるのかについては、心と同じでいろんな所にあります。
やる気は胸にあることもあれば頭に中にあることもあります。
やる気というものは気持ちの問題ですから、形はありません。
自分で自分を奮い立たせてやる気を出している人が居れば、誰かに励まされてやる気を出している人も居ます。
やる気のある人
やる気のある人は物事に対する取り組み方が積極的であり、仮に上手くいかないことがあったにしても決してくじけることなく、そして諦めることなく解決しようと努力します。
やる気のある人は活気があり、体からパワーがみなぎっています。
やる気のある人は多くの人からの信頼を得て、周りに常に多くの人が集まってきます。
やる気のある人は上司から高く評価されて、人より早く出世します。
やる気のある人は何をやってもうまくいくものです。
やる気のない人
「やる気のない人」は「やる気のある人」の反対の結果となります。
やる気のない人は物事に対する取り組み方が消極的であり、上手くいかないことは物や人のせいにします。
やる気のない人は活気がなく、人と話をすることを嫌い、病的な表情になってしまいます。
やる気のない人は人から信頼されることなく、孤独を好みます。
やる気のない人は誰からも見放されて、自分の居場所が無くなります。
やる気のない人は何をやってもうまくいかないものです。
やる気を起こすには
やる気のない人は自分の居場所が無くなって病的で孤独になりがちですが、このままではダメだ、元気になりたいという時には何をどのようにしたら良いのでしょうか。
やる気スイッチ
私達凡人は何も考えずに普通に暮らしていたら欲望に負けて怠けてしまい、真面目に働くことが馬鹿らしくなり、真面目に働いたも何も良いことが無いので、やる気を無くしてしまうことが多いのですが、それでも真面目に働かなければご飯を食べるにも困るようになりますので、仕方なく働いているのが現実です。
もし自分の体の中にやる気スイッチというものがあるとしたら、大体は切れている状態でしょうから、やる気を出すには自分でスイッチを押せば良いだけなのですが、やる気スイッチというものはただ押すだけの簡単な仕組みではなさそうです。
ここで大切な事は自分で自分に言い聞かせることで、「よし、頑張るぞ」などの言葉をかけた瞬間から気持ちを入れ替えて全力投球することでやる気スイッチが入るのです。
自分の中にあるやる気スイッチは自分で押さないと起動しないのです。
自分の代りは誰にも出来ないことですから、自分が動くしかありません。
自分を動かすやる気スイッチを入れるのは自分しか居ないのです。
神仏の力
世の中には自分一人だけの力ではどうにもならないことがあります。
私達一人一人の力はとても小さいものであり、人と人との力が合わさって大きな力になるのが私達人間世界の特徴です。
私達は神仏の力をお借りすることでさらに大きな力を発揮できるのですから、もっと利用すべきです。
人生という大きな歯車は正しい方向に廻っている限り物事が順調に進んでいきますが、止まってしまったり、或いは逆方向に廻り出しますと何をしても上手くいかなかったり、一つのミスがさらに大きなミスに繋がってしまうのです。
やる気が出ないのは人生という大きな歯車が止まっているか、或いは正しい方向とは逆方向に廻っているからなのです。
この大きな歯車が止まってしまいますと動き出すのにとても大きな力が必要ですし、逆方向に廻っているのならまずはそれを止めてから正しい方向に廻さないといけないという大変な作業が必要になってくるのです。
こういう時にこそ神仏の力が必要なのであって、私達の人生の歯車を一緒になって回して下さるのです。
まずは頑張るぞ!というスイッチを自分で入れて神仏には正しく努力することを誓い、神仏に対しては人生の歯車を共に回して頂けるように願うことによって、少しずつではありますが、やる気が出て、物事がうまくいくようになってくるのです。
こういう時に願う神様は毘沙門天が最強で、魔を寄せ付けず力を授ける神として守護してもらえますので、是非お願いしてみましょう。
但し毘沙門天は自ら努力する人を応援する神ですから、自らの努力を忘れて何もせず、神様が助けてくれると思ったら大間違いです。
毘沙門天は妃の吉祥天と子の善膩師童子と併せて家族神であり、家族を護ってくれます。
家族の者がやる気が無くて落ち込んでいるような時には家族で支え合いましょう。
常に声を掛け合っていたら小さな変化でも分かるはずです。
この世の中で最も利害関係なく付き合えるのは家族であるはずです。
しかし体調が悪いなどでやる気が出ない場合にはまず病院に行きましょう。
病院に行ってもどうにもならないような時には神仏の力をお借りして元気になれるように頑張ってみましょう。