空気を読むとは

空気を読むイラスト

空気を読むとはその場の雰囲気を察知して自分が何を為すべきか、相手が何をして欲しいかなどのことを瞬時に判断して行動すること。

気持ちの伝え方

気持ちの伝え方

私達が相手に何かを伝えようとしたら、まずは言葉で伝えようとしますが、その他には態度や仕草で表現することによって相手に伝えるという方法があります。

西洋人は好きな人に対して「好き」だとストレートに伝えますが、日本人は古来より繊細な心を持っているが故に、決して相手に対してストレートに告白するのではなくて、相手に対して好きだと思ってもらえる雰囲気を作り出して伝えようと努力しながらも中々本当のことが言えないのです。

一生懸命に伝えようとしているのに分かってくれない、そういう時に「空気が読めない人」と言われてしまうのです。

女の人が誘ってくれているのにそれに気付かずに「空気が読めない人」と言われたら、もうおしまいです。

KYとは

空気を読むイラスト

KYとは「空気読めない」の「空気」と「読めない」の頭文字であるK(空気)とY(読めない)の二つを取って表すもので、「あいつはKYだ」などの使い方をします。

「君はKYか」と言われても尚気が付かない人は鈍感な人のレッテルを貼られます。

空気が読めない行動とは、その場の雰囲気を理解出来ず、皆が期待した通りではない行動のことで、その行動によって却って邪魔になったり、皆に迷惑を掛けるような行動なのです。

空気が読めない人は人とのコミュニケーションも苦手であったり、周囲を見ていないので失敗することも多いのです。

雰囲気とはその場にいる人達が作り出している気分の事ですから、その場に居る人達の気持ちを読み取るのが空気を読むことです。

言葉で伝えればいいじゃないか

口のイラスト

人の顔色を伺いながら仕事するのは疲れるんですけれど…

口で言ってくれたらそれで済むではないか…

確かにそうですけれど、日本人は昔から「言われなくても見て学べ」「郷に入れば郷に従え」とういう文化があって、言われなくても学ぶことと、今居る集団のルールに従うことが美徳とされていたのです。

そういった独特の感覚が空気を読むということなのです。

いじめにもなります

いじめのイラスト

空気が読めない人は集団からは阻害されることが多く、いじめられて孤立してしまったり、病気になってしまったり、時には死を選ぶということにもつながってしまいます。

気に入らない人が居たら自分達で特別なルールを作って、それを守らなかったら空気が読めないと言う理由で、皆で無視したりいじめたりすることが実際にあります。

周りのことに対してどうしても気が回らない、分からない人も居ますので、そういう人に対して空気を読めと言っても出来ない人に対しては無理強いしてはいけませんし、いじめるようなことをしてはいけません。

空気が読めない人であっても何かしらの役に立つようになっているのですから。

空気を読む方法

雰囲気のイラスト

空気は無色透明で臭いもなく、色が付いているようなことがありませんのでその場の空気の様子を見るということは出来ませんが、空気を読むというのは一体、空気の何を見れば良いのでしょうか。

観察すること

視覚のイラスト

実は空気を読むとは、空気の状態を見るのではなくて、その場の人達の状態の変化に気付くということなのです。

その場の雰囲気は複数の人が居ることで作り出されますが、複数の人が居てコミュニケーションが出来てくれば共通の考え方が出来てきますので、その考え方に沿って行動していれば問題無いのですが、たとえば皆で仕事を早く片付けようと努力している時に、一人だけゆっくりやっていると皆に嫌われます。

周囲を良く観察すれば今の自分が置かれている状況がよく分かり、何を為すべきかも分かってくるのです。

周囲を観察することは気を配るということで、意識し続けると疲れることではありますが、そういった意識をさりげなく出来るようになるまで訓練するのです。

自分のやるべきことをしながらでも、他の人が今何をしているのか、何をしようとしているのか、自分に対して何を望んでいるのかを意識するのです。

心を観ること

修行とは

相手の心を観るということは相当に難しいことですが、たとえば上司が自分の仕事に対して

  • 何をして欲しいのか
  • どういう風にして欲しいのか
  • 何を止めて欲しいのか

など、どのように思っているかを上司の身になって考えてみるのです。

おそらく上司の顔の表情や態度、今まで話した言葉の中などにそのヒントが隠されているのです。

どうしてもして欲しいことに関しては口頭で伝えるでしょうけれど、伝えにくいような微妙な内容については説明しないもので、期待通りの結果となれば成功ですが、期待外れの結果になれば空気が読めないと言われます。

相手の心を観るということが出来るようになれば仕事はもちろんのこと、恋愛や人間関係などいろんなことが上手くいくようになるのです。

心を観るという事は相手の心の中を観察するということです。

心を観るための修行としては瞑想や写経が良いでしょう。

相手の心を読むことが出来る人は空気を読むことが出来る人です。

空気の読める人になりましょう。