毘沙門堂の改築

毘沙門堂の改築と言いましても誰かにお金を出してもらったり寄付して頂けれるような状況ではありませんので、全て自前で施工する訳で、お堂を建てたり改葬するのも僧侶の仕事だと思えば僧侶は何でもしなければいけないのです。

お金に関しては無いも同然ですから、極力節約して安い物を貰ったり買ってきたりして、作るのは全て自前、智慧を使って工夫することが大切です。

祭壇だけはちょっと贅沢しようと思い、何と言っても御本尊様が乗る須弥壇のようなものですから、壁と同じ杉の板を貼った特製の手作りですが、中々立派な物が出来たのではないかと思います。

今までの祭壇が、どこの家庭にでもあるような座卓でありましたので、それに比べれば格段の進歩を遂げていて、出来上がった祭壇があまりにも大きすぎて毘沙門天が少し小さく見えてしまいますが、目線が上になったので、とても有難い感じがします。

祭壇の上には毘沙門天を中心にして右に妃の吉祥天、左に子の善膩師童子、そして前には七福神と毘沙門天の使いの虎を配置しても余裕があります。

毎朝太鼓を叩いてお勤めしていますので、太鼓との位置関係は様子を見ながら微調整する必要があります。

何と言っても畳の道場は雰囲気抜群です、気持ちの落ち着き方が違います。

改築された毘沙門堂はとても明るくなりましたが、あまりに明るすぎますので、採光を減らす必要があります。

完成間近で御座います。