高野山真言宗やすらか庵敷地の最北に位置する場所に毘沙門堂があります。
この毘沙門天は私が20年ほど前に彫り上げたものでございます。
倉敷の毘沙門天本山安養寺にて20年間、
大いなる力を頂いてからお迎えしております。
まだお迎えしたばかりなので、これから少しずつ整備して参ります。
とりあえずは私の修行の場でございます。
仏法に於いては四天王の中で北方を護る守護神であったりしますが、
毘沙門天は妃が吉祥天女で、子供が膳尼師童子と、
夫婦親子の神であり、私達人間に最も使い所におられるので、
とても身近な存在なのです。
仏様というよりは、神様に近いので、礼拝も静かにしっとりではなくて、
鳴り物を鳴らして賑やかにという感じでございます。
ここでは先祖供養はいたしません、毘沙門天信仰の場所でございます、日常的な祈願を行います。