写経

写経とは

写経とは仏教の経典を書き写すことで、約2600年前の釈迦の入滅後には弟子の口伝で伝えられていた仏教が、やがて紙に記される経典になって、それを伝えるために更に書き写して広めていくという大きな目的があったのです。

一人でも多くの人に釈迦の真理の教えが伝わるようにとの願いが込められているのが写経なのです。

現代の写経

現代の写経は一般的によく知られている「般若心経」の写経が普及しています。

般若心経は釈迦の教えである「大般若波羅蜜多経」600巻を276文字にまとめたお経であり、釈迦の悟りの真髄である「空」が説かれていることから重要な経典として位置づけられ、現代においても唱えるお経として、書き写すお経として親しまれています。

経を書き写すことは仏教に於いての功徳になることから、写経と共に願い事を書き記すという形の写経がよく行われています。

写経の目的

写経は仏教に於ける修行であり、作法もありますので心を落ち着けて無心になって書くことを目指すものであり、自分の心の修行のためであり、写経の功徳を誰かに向けることも出来ます。

例えば大切な人が病気になって入院した時に病気平癒のために、子供が受験するので合格祈願のためにと、目的は様々であり、どんな目的であっても構いませんが、人の不幸を望んだり、自分勝手な願い事をしてはいけません。

写経の仕方

初めて写経をする場合には寺院などで開かれている講習会を利用したり、最近では通信講座やカルチャー講座などでも開催されていますので、気軽に参加しては如何でしょうか。

数あるカルチャー講座の中でも心の修行として一生続けられる写経はとても価値あるものです。

写経セットはインターネットでも手に入りますし、お手本さえあれば半紙に書いても構いませんので、大切なことは可能であれば毎日続けることであり、一日の中で心を落ち着けて写経の修行をする時間を取って、精神を高めていくことが真の意味で豊かな生活に繋がります。

写経の奉納

毎日1枚ずつでも書き続ければ1年で365枚の写経が出来上がります。

もちろん1枚ではなくても5枚でも10枚でも構いませんし、1週間に1枚でも構いませんので、必ず習慣にして続けることが大切な事です。

出来上がった写経はある程度の数がまとまったら、一つの目安として千枚まとまったら紐で閉じるなどして寺院の納経所や供養塔などに奉納しますが、寺院ではそこで販売した写経用紙しか奉納を受付しない所もありますので、必ず問合せしましょう。

高野山真言宗やすらか庵では皆様の写経のお焚き上げ供養も実施しています。

特に願い事のある写経なら、お焚き上げ供養によって天に届けられますので、誰かのためにという目的がある場合には、その方に願いや思いが届けられるということになります。

また亡き人の供養のための写経もとても良い功徳になりますので、その功徳をお焚き上げ供養によって亡き人に届けて差し上げることも出来るのです。

写経のお焚き上げ

高野山真言宗やすらか庵では写経が届きましたら本殿にて毎日読経供養させて頂いた上で最終的にお焚き上げ供養させて頂きますので、遠方の方でもいつでも安心して依頼することが出来ます。

また現在のところ年に2回行っているお焚き上げ供養の時に持参して頂ければ、その場でお焚き上げ供養とお祓いもさせて頂きます。

ご自分の気持ちを最後まで見届けたいという方はお焚き上げ供養の時に持ち込みをおすすめいたします、立ち合いは無料で御座います。

お焚き上げ供養の料金は通常のお焚き上げ供養の料金と同じで御座います。