Q.散骨は仏教的に正しいですか


A.我が国での法事やお葬式などのあり方は元々純粋な仏教ではなくて、土着の宗教や神道、道教、儒教などの要素が色濃く反映されていますし、同じ仏教でありながらも宗旨宗派によって死後の世界観というものは違います。

仏教というものが色々なものを取り込んだ結果として今の形がある訳です。

お釈迦様は死後の肉体にはこだわらないことを説かれ、釈迦の葬儀をする時間があるのなら、自らの修行をするように遺言されました。そういう意味では散骨というものは、とても理に適ったものであり、仏教では只こだわらないということの他に、真理を求める姿勢が必要だと説くのです。

我が国におけるお墓の役割は、肉体を土に還すという目的と魂を呼び寄せるという目的がありますので、散骨して大自然に還っても、魂とのつながりを大切にすればよろしいのではないかと思います。


僧侶が行う散骨の質疑応答エンター


前 散骨に宗旨、宗派はありますかエンター

次 散骨した後も法事をした方が良いですかエンター