2022年12月27日お焚き上げ
2022年12月27日午後1時より高野真言宗やすらか庵にてお焚き上げ供養を開催いたしました。
晴れ、微風
天気は晴れで微風、お焚き上げ供養をするのに最高の日和となりました、天に感謝。
午前9時より準備
朝9時より準備開始です。
お手伝いに来てくださいました方には感謝で御座います、良い功徳を積んで頂きました。
午後1時毘沙門天祈願
午後1時毘沙門天祈願開式。
高野真言宗やすらか庵のお焚き上げ供養の護摩の御本尊は毘沙門天と不動明王です。
今年最後の厄払いと新春祈願を兼ねての毘沙門天祈願は、参拝して頂いた方には無料で受けて頂きます。
1時30分お焚き上げ供養開式
1時半すぎにお焚き上げ供養を開式、供養法を修法しているところです。
願文の読み上げ
点火
当日は無料で護摩木を配布しましたので、願い事を書いて頂いた上で御自分で火に投入して頂きました。
続いてお焚き上げ品を持参された方の品物をお焚き上げします。
次々とお焚き上げ品を祈願の上で火に投入します。
日が短いのであっという間に夜になってしまいました。
お焚き上げの火に浮かび上がる不動明王です。
何と有難いこと。
お焚上げ品が多かったので明日もまた続けます、火が1週間程度残っていますので、30日までに持参の方には対応出来ると思います、お問い合わせの上でご来庵下さいませ。
全国から御依頼の方へ
皆様からご依頼のお焚き上げ供養品に関しましては、お預かりしている以上、毎日読経供養させて頂きました。
そしてお焚き上げ供養を御利用された方には、間違いなく実施していますよという証として皆様にお焚き上げの参加をご案内しています。
皆様方一人一人にとって思い出のある品であったり、写経供養のように願いが籠っていたり、位牌や仏像のように大切にされてきたものであるからこそ、頼んで良かった、安心出来たと納得して頂きたいのです。
お焚き上げ供養は大切な宗教行事で、神仏を身近に感じることが出来る儀式です。
宗教は人を騙してお金儲けをするための手段にもなりますが、それは間違った使い方であり、本来は私達の世界は神仏や先祖の世界とつながっているのですから、それを感じるための宗教であり、身近な存在であって、特別なものではありません。
私達が使っている物であっても神仏や魂が宿ることがあるのです。
仏像でも位牌でも、形を持った自然物である木に魂が宿るのですから、丁寧に送り迎えをしなければいけません。
道具は百年も使えば付喪神(つくもがみ)になるのですよ。
石にも自然にも魂が宿るという山川草木悉皆成仏というアニミズムの思想を私達の祖先からずっと受け継いでいるのです。
よく観たら、ほら、そこにも居られるではないですか!?
心の眼を磨けば誰だって観えてくるのですよ。
次回のお焚き上げ供養は2023年5月8日(月)午後1時開催で御座います。
お預かりした供養品は毎日読経供養させて頂きます。
これをもちまして2022年12月27日お焚き上げ供養の報告とさせて頂きます。
合掌。