失敗は成功のもと
失敗した時にはその原因を反省して改めることにより成功につなげていくことのたとえ。
失敗しない人は居ない
事業や会社を立ち上げて成功する人は、信頼される人として周囲から尊敬され、美人の奥さん、賢い子供に恵まれて立派な家に住み、人生の成功路線を進んでいきますが、そんな完璧な人でも時には大きな失敗をして、成功路線から脱落することもあるのです。
この世の中には絶対に失敗しない人、或いは失敗したことの無い人は存在しません。
何かに熱中しすぎて大切な事をおろそかにしてしまったり、体調が悪い時、思考能力が鈍っている時に間違った判断をすることは誰にでもあることなのです。
失敗した時の悔しさ
大切な発表会の時に大人数の前で緊張のあまり大失敗をして、とても悔しい思いをした。
会社の仕事で自分の判断ミスにより大損害を出してしまった。
結婚に失敗、受験に失敗、株式投資に失敗などの失敗はつきものですが、失敗した時はとても悔しい思いをすることになり、結果として人から非難されたり、嫌われたり、待遇が悪くなるなどの処遇を受けて余計に落ち込んでしまい、精神力の弱い人は病気になったり、精神的に追い込まれて自殺するなどの悲しいニュースが後を絶ちません。
失敗と成功は裏表
成功と失敗は裏表の関係です。
お金に裏と表があって、裏と表がセットになることでお金として使えるように、裏と表はどちらも必要です。
成功と失敗の関係も然り、成功があるから失敗があり、失敗があるからこそ成功がある、という関係で成功も失敗もどちらも必要なのです。
更に言えば全ての成功は失敗を元に出来ているのです。
成功の原因
成功が失敗から出来ているとすれば、失敗を知ることによって成功の仕方が分かってきます。
結果としての失敗にはかならず原因があり、たとえば受験の失敗では
- 予想していた問題が出なかった
- 勉強していない所が出題された
- 問題の読み間違い
- 時間配分の間違い
- 体調が悪かった
などの様々な問題点があって、反省点としては
- 不得意な分野を克服する
- もっと数多くの問題を解く
- 時間配分を的確に
- 体調管理に気を付ける
などの対策をしていけばそれが必ず次の成功につながるのです。
失敗があったからこそ成功の仕方が分かるのです。
失敗の原因
物事がうまく行き過ぎて成功ばかり続くと、成功して当たり前という感覚が身に付いてしまい、努力することを忘れたり、失敗しても決して自分の非を認めることなく、人や物のせいにしてしまいがちです。
そういった事が続けばそれはやがて大きな失敗につながり、信頼を失い、取り返しのつかないことになってしまいます。
つまり失敗の元は残念ながら成功だったのです。
成功の秘訣
私達の世界では幸せと言うものが不幸を元に出来ているように、失敗を元に成功が出来ていますので、失敗は残念で悔しいばかりのことではなく、次の成功につながるための大切な宝物なのです。
失敗を恐れずに、失敗してもその失敗が必ず次の成功につながると信じて失敗の原因をよく観察し、同じ失敗を繰り返さないように努力、精進すれば必ず次の成功につながります。
原因の観察は瞑想でも出来ますし、日常の勤行の中での祈りの中でも祈り、願い、観想出来ます。
失敗を成功に変えることもまた大切な修行なのです。
そしてもう一つ大切なものとして神仏の力があります。
特に毘沙門天の加持力はとても大きく、失敗を成功に変える大きな力が頂けます。
まずは御札をお祀りしたり、御守りを持ってみて下さい。
毘沙門天御札、毘沙門天御守りは500円で必ず朝一番でその方のために拝んだものをお送りしています。
祈願のコーナーにあります。
御札や御守りは単に貼ったり持ったりするものではなくて、大きな力を頂くために活用出来るのですから、自分一人だけ頑張っても出せる力は限られていますが、天の力が加わることによって今まで止まっていたものさえ動き出すのです。