結婚とは
結婚とは成人の男女が夫婦になって家庭を築くことで、近年では同性の結婚も認められるようになりました。結婚する前にしておくべきことについて。
夫婦になること
私達人類は遥か昔から男女が夫婦になって子供を産み育てるという営みを繰り返してきたからこそ現代まで存続しているのであって、気候変動や自然災害などの危機を乗り越えてくることが出来たのは、子供を守るため、家族を守るためという、生命としての生きるという本能が働くからなのです。
子孫を残して種として生き残るという基本的な要求が体の中にあり続ける限り、何時の時代も男と女が結ばれて子供が生まれるということを繰り返すのです。
家庭とは
家庭とは家と庭ですから、家族が中で住むための家と、外で外部の人とコミュニケーションをするための庭の両方があって家庭になるのですが、たとえ庭が無くても家族が生活を共にする場所が家庭です。
仕事で疲れ果てて帰って来ても、世の中の荒波に揉まれて疲れ果てていても、家庭という場所は安らぐものであり、お互いに相手のことを思いやり、無条件に助け合う関係があるのが家庭なのです。
家庭は心の故郷でもあり、病気で長期入院した時の患者の要望で最も多いのが「家に帰りたい」であって、家に居て普通の生活をしていることこそが最大の幸せなのです。
家庭に於いては何でも話が出来るように致しましょう。
家庭に於いては相手のことを思いやりましょう。
家庭に於いては会話と挨拶が必要です。
笑う門には福来る、家庭に於いては笑い声が絶えないように致しましょう。
相手のことが分からない
最近では結婚しない人が増えてきましたが、結婚してもすぐに離婚する人も増えてきました。
その理由としては
- 些細な喧嘩
- 許せない性格
- 性格の不一致
- 結婚の前後で人が変わった
- 考え方の違い
- 精神的な病気
- マザコン
- 薬物依存
- 嫁姑問題
- 金銭感覚
- 無駄遣い
- 働かない
- 暴力
- 暴言
などで、お互いに話をしなくなることから始まって、家庭内で顔を合わせない、家庭内別居というお決まりの道を歩んでいくことになります。
家庭内での不仲が原因で不倫するようなことがあれば離婚がより現実的になってきます。
元々他人の男女が一緒に暮らすようになるのですから、相手の事が分かっているようで分からないのが現実であり、分からないからこそ分かろうとするのであって、たとえ受け入れられないことがあったにしても受け入れていくことは、ある意味修行でもあるのです。
仏教では悟りのための修行をしますが、生きている時間を全て修行に使うのが出家者であり、実は苦しい事ばかりなのですが、その先にある楽を思えば苦しみが苦しみで無くなってくるのです。
釈迦は人生は苦しみだと見抜き、その苦しみから逃れるには悟りしかないと説きましたが、悟りには至らなくとも、人生は苦しみの連続だと割り切って捉えることが出来たなら、別に苦しみから逃れなくても、苦しくて当たり前だからこそ、少しの幸せでも大いに喜ぶことが出来るのです。
結婚する前に
愛する人が出来てこの人と何時までも一緒に居たいと思ったら、以前に付き合っていた人の写真や頂き物、思い出の品などはこの際、思い切って捨て去りましょう。
スマホに残っている見られては困るような写真は思い切って消去しましょう。
捨てることが出来ないものに関してはお焚き上げ供養がおすすめです。
万が一の時のために取っておこうとか、忘れられない、言わなければ分からないだろう、などの隠し事をしていると、思わぬところで痛い目に遭います。
たとえ捨て去ってしまっても、本当に御縁があるのでしたらまた向こうから来るのですから、一旦思い切って捨て去るという事が大切なのです。
結婚する前には予め綺麗に片付けておくのが礼儀であり、作法なのです。