Q.50回忌はするべきですか


A.近年では葬送の簡略化という流れが進んでいまして、33回忌で法事を終わることが多いようです。しかし、50回忌で終わりということが通例でありました。法事というものは本来、純粋な仏教行事ではありません、私達の祖先が受け継いだ宗教観と道教、儒教などの影響を受けた死生観が反映されていますので、祖霊供養という方が正しいかと思います。祖霊は50年か100年で先祖神になるか、生まれ変わってくるという信仰があり、亡くなった人の魂がまたその家に生まれ変わってくるという実に素朴な信仰がある訳で、そういった価値観を親族と共有することで家と家族を大切にしようという家族愛が深まるのです。生まれてきて良かった、生きてて良かったと感謝するためにも50回忌の法要は価値があると思います。また弘法大師空海は感謝すべき対象として四恩を説き、四恩とは父母、国王、衆生、三宝(仏法僧)のことで、父母の恩に感謝することは仏門に入ったものが守るべきことであります。


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