仏壇と仏具

仏壇と仏具

仏壇は信仰する御本尊と先祖の位牌をお祀りするための祭壇で、仏具とは仏壇を礼拝するのに必要な道具や付属品のことです。

仏壇を使わなくなったら

故郷の家に住む両親が共に亡くなって空き家になってしまったので解体する前に仏壇を処分したい、マンション向けの小さな仏壇を買ったので、古い仏壇が不要になったなどで仏壇を使わなくなった場合には、そのまま放置して埃だらけになっていることがありますが、これは良くない事です。

毎日温かいお茶湯に炊き立ての白いご飯をお供えして礼拝していた仏壇も、主が居なくなってしまったら礼拝されることが無くなって、いつの間にか埃だらけになってしまいます。

そもそも仏壇は新しく購入した時に開眼供養をしてご先祖様に降りてきて頂くようにこちらから頼んだことで、毎日の供養を通してご先祖様との絆を深めていくのであって、礼拝が出来なくなった時にはその旨お伝えして、場合によっては丁重にお詫びを入れて一旦お還り頂くことが必要になります。

神仏やご先祖様はこちらの都合ばかりでの勝手なお願い事やお付き合いは望まれません。

仏壇を使わなくなったら速やかに僧侶に閉眼供養をお願いしてお焚き上げ供養して下さい。

仏壇と仏具のしまい方

仏壇と仏具のしまい方は供養をして、なるべく丁寧に行うことが大切です。

仏壇の閉眼供養

仏壇は使わなくなったら、僧侶を呼んで閉眼供養してもらい、位牌も不要でしたら御本尊を含めて全て閉眼供養してもらいます。

閉眼供養は僧侶に自宅まで来て頂くのですから、埃だらけの部屋にお通しするのは失礼になりますので、予め掃除しておき、仏壇も綺麗にして、お供え物、お花は新しいものに変えておきます。

宗旨宗派によって、或いは寺院によってはお仏壇への供物は決まりがあることがありますので、予め何が必要なのかは聞いておきます。

次のような物が必要だと言われることがあります

  • 米粉の団子
  • お米

閉眼供養の御布施

閉眼供養の御布施は寺院によって決まりがある時にはそれに従い、分からない時には聞いた方が良いです。

大体三万円前後で、五千円~一万円程度の車料が必要な事があります。

閉眼供養が済んだら

閉眼供養が済みましたら中の御本尊や位牌を取り出して半紙か白いタオルに包んでダンボール箱に入れ、花瓶、ロウソク立て、香炉などの付属品を全て取り出して箱詰めします。

御本尊や位牌、掛け軸、御札、経本などは出来ましたら仏具とは別にした方が丁寧です。

箱詰めの際に気を付ける事は

  • 金属類や陶器は紙かタオルで包みます
  • 香炉の灰は捨てます
  • ロウソク立ての先の尖った部分は紙かタオルで包みます
  • ライターは入れないようにしましょう

高野山真言宗やすらか庵では

高野山真言宗やすらか庵での仏壇、仏具のお焚き上げ供養は、宅配便を利用する方法と、直接お引き取りにお伺いする方法がございます。いずれの場合でも仏具が中に入ったままで、構いません。

仏具の他にはお位牌、御本尊、御軸などが入っていても構いませんし、位牌など何体入っていても構いません。

全て閉眼供養をした上でお焚き上げ供養させて頂きますので、僧侶を呼んで閉眼供養しなくても大丈夫です。

高野山真言宗やすらか庵にお焚き上げ供養に出される場合には、次のことにご注意ください。

  • 宅配便の場合-中の仏具や位牌、ご本尊などは、紙や布などで丁寧に包装してから段ボールに入れて仏壇の中に納めて、更に持ち運んでもガタつかないように、タオルや紙などの詰め物をした上で、仏壇が入るダンボールにお納めください。
  • お引き取りの場合-閉眼供養をさせて頂いてから、こちらで仏具などと分けて運びだしいたします。新聞紙や段ボール、手提げ袋などがありましたら、使わせて頂くことがございますので、ご協力くださいませ。

また仏壇の中に仏壇とは関係の無い日用品などのお焚き上げ供養品を入れることはご遠慮くださいませ。

少なくとも仏壇は荘厳と言いまして仏のおられる世界を表現したものであり、本来は中を清浄に保つべきでありますので、不用品を詰める箱として使ってはいけません。


お焚き上げ供養の質疑応答エンター