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厄について
厄とは自分の外の環境で起こる天災・事故などの災害と、自分の体に起こる病気・怪我などの不調の他に、伝染病や疫病などの影響によって苦しむことで、古来より鬼や疫病神の仕業だと考えられていました。
厄は体に付くものと考えられたことから、払ったり落としたりして体から厄を離せば災難を防ぐことが出来るという考えがあります。
また厄を払って福を授けるという祈願が神社や寺院で広く行われています。
厄払い、厄落としとは
厄払いとは体に付いた厄を払うことで、寺院や神社で行う祈願で厄を払う場合には、神仏の力で厄を払い、更には神仏の加護を得て厄が付かないように護ってもらうことで災難を防ぐという考えです。
神仏は厄を払うと共に払った後に新たな厄が付かないように護ってくれるという役割を果たします。
厄除けとは
厄をよけるために持つ御札や御守りのことで、御札を持ったり貼ったりすることによってその威力で厄をよけることが出来るという考えです。
神社や寺院で厄払いした時には必ずお札を頂くことになりますので、その御札が厄除けの御札になるのです。
頂いた御札をお祀りする期間は1年間なので、年末か年始にお参りした時にお礼を添えてお返ししましょう。
厄払いの行事
我が国で行われている年中行事の中には厄払いの目的で行われている行事があります。
どんど焼き
どんど焼きとはお正月に飾った門松や松飾り、しめ飾りなどを集めて焼くお焚き上げの行事のことです。
どんど焼き・どんと祭りの火や煙に当たることで、一年の健康を願い、残り火で焼いた餅や団子を食べることで虫歯や病気にならずに健康で過ごせ、火が消えた後に残った灰は魔除け、厄除けの力があり、持ち帰って家の周りに撒くことにより、家の安全を願うのです。
節分の豆撒き
節分とは各季節の始まりの日である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことで、季節を分ける日を意味し、この日には魔が入りやすいことから豆撒きなどの魔除けの行事を行います。
鬼を厄に見立てて豆を投げつけて追い払います。
ひな祭り
三月に行われる女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」の起源は「流しびな」と言われ、身の汚れをひなに移して川に流す行事として現在でも一部の地域で行われています。
人形に厄を取ってもらい、水に流すのは厄払いであり、現在のひな祭りもその影響を色濃く受け継いでいるのです。
端午の節句
五月に行われて男の子の健やかな成長を願う「端午の節句」も子供の厄払いの行事です。
五月人形や張子の虎などは厄を取り、厄を払うためのものです。
七夕流し、七夕送り
7月または8月の七夕で願い事を書いた短冊を括り付けた笹を川に流したり、人形をながしたりするのは厄払いの行事です。
人形などに厄を取ってもらって、それを川に流す厄払いなのです。
厄払いの仕方
厄というものは生きている以上誰もが避けられない、運命的なものですが、太古の昔からの経験の集積によって、生まれた年月日と暦の運行に深い関連があることが解明され、更に神仏の加護によって厄を避けたり、軽減させることができるのが厄払いです。
厄年とは
厄年とは人生の中で体や心の大きな変化が起こりやすい年であり、災難が起こりやすい年でもあります。
一般的には厄年に当たる人が厄払いをしますが、神社や寺院では様々な祈願の内容が選択できるようになっていますので、厄年に当たる人は「厄払い」厄年ではない時には「家内安全」病気の時には「病気平癒」などを祈願してもらいます。
祈願の内容が複数選択出来る時には「厄払い」と「商売繁盛」などを選択して祈願してもらうのです。
大厄
33歳、42歳、61歳などの大厄と言われる厄年に該当する人は人生に於いての大きな災難に遭遇しやすいことから、予め厄払いして厄を払い落とすことにより災難を避けたり、大難を小難に変えたりして無事に過ごすことが出来るのが厄払いです。
- 33歳は女性の出産、子育てなとで生命の危機が訪れます
- 42歳は仕事と家庭の多忙で精神の危機が訪れます
- 61歳は還暦、燃え尽きる危機が訪れ、乗り越えれば第二の人生が始まります
大厄は本厄と言われる厄年の前後に前厄と後厄が付きますので、3年間続く厄ということになり、他に小厄、八方塞などの1年限りの厄もあります。
八方塞り
八方塞とは本命星(自分の生まれ年の九星術上の星)が中宮に入る年です。 この宮中に入る年は、四方八方を塞がれていることから、八方塞がりと言い何をしても良い展開が出来ないと言われます。
小厄
小厄とは年齢に4や9が付く或いは11などの並びの数字になる厄のことで、大きな役ではありませんが、かと言って気を付けるべきであります。
2023年厄年早見表
2023年令和5年度最新版の厄年早見表です。
神社や寺院に行って厄払い
厄払いで最も行われている方法は神社や寺院に行って厄払いしてもらう方法です。
厄払いで名高い神仏の居られる神社や寺院に年始の初詣に行けば、厄払いを依頼する人が列をなして並んでいます。
厄払いの仕方にはそれぞれ特色があり
- お祓いの儀式を行う
- 護摩を焚く
- 太鼓を叩く
- 読経祈願する
などで厄払いをしてくれます。
御供の料金によっては1年間祈願してくれることもあり、祈願が済んだら紙の御札や木の御札を頒布してくれますので、家に持ち帰って大切にお祀りします。
やすらか庵の厄払い
やすらか庵では毘沙門天信仰の力で厄を取り除き、災難を防ぐ厄払い祈願を行っています。
毘沙門天の開運の御力が如何に凄いかが実感できます。
- 難病が完治された方が居られます
- 毎晩金縛りで苦しんだ方が祈願のその日から消えました
- 3年間浪人した受験生から難関に合格の知らせがありました
- 警察沙汰にまで発展した隣人とのトラブルが解決
全ての人がうまくいくとは限りませんが、熱心な人、素直な人は物事が良い方向に進みやすいです。
毘沙門天は私達人間界のすぐ傍に居られるから、護って下さる神として付いてもらえば信じられない程の力が頂けるのです。
やすらか庵の祈願の御布施は「お気持ち」で結構です。
皆様が苦しみから解放されて安楽の気持ちで居られるようになることが最大の目標です。
個別に真剣に拝んで差し上げます…厄払い祈願の案内
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