Q.仏壇の中の位牌が一杯になった
A.地方の旧家と言われる家では大きな仏壇があり、中には大きな位牌が所狭しと並んでいるような光景を見ると、なるほど多くのご先祖様がいて長く続いている家柄なのだなと感心いたします。
こういった長く続いた家は家業というものがあり、家業を継ぐ者が後継者であって、後継者は家や財産を継承すると共にご先祖様の祭祀も請け負うことになります。
最近は旧家であっても後継者がいなくて家が絶えてしまうことが珍しいことでは無く、後継者がいても家業を継がずに別の場所でサラリーマンとして暮らしていることが多く、こういった場合では、世帯主夫婦が共に居なくなれば、家屋敷は放置されたままになったり、処分するということになってしまいます。
仏壇の中のご先祖様のお位牌は放置していると申し訳ないからと持ち帰ったところで、いざ我が家の仏壇に入れようとしても多すぎて入らないような時には、
多数の位牌を1まとめにするにはを是非参考にしてください。
仏壇の中の位牌が一杯になる理由としては他に
- 仏壇は大きい物だが、1つ1つの位牌が大きすぎる
- 自然に位牌が増えていったらこうなった
- 妻の家が絶えてしまったので位牌を持って来て仏壇に入れた
などで、場合によっては仏壇を大きくすれば解決することもあります。
高野山真言宗やすらか庵では位牌をまとめたりしてお祀りし易い工夫を提案していますので、お気軽にご相談くださいませ。