Q.戒名の居士、大姉とは何ですか


A.信士、信女とは在家の者が仏に帰依して仏門に入門するという意味で授けられる名前であることに対し、居士、大姉は在家でありながら仏教の知識や実践が僧侶に匹敵するくらいの修行者ということです。

戒名にランクがあるとすれば最も普及している信士、信女の上の段階の戒名になります。

江戸時代には武士に対して、あるいは富豪、長者に対して授けられるもので、社会的地位が高くて権力があり、博識で寺院に多大な貢献をした者に授けられる戒名でした。現在もそのような傾向はあります。

居士、大姉の位牌

高野山真言宗やすらか庵では、居士、大姉の戒名授与は、△△〇〇居士、△△〇〇大姉となり△△の部分が道号と言い、故人様の生前の生き様を表し、〇〇の部分は戒名であり、仏門に入った者に対して授けられる名前であり、この戒名には俗名から一字頂くことが多いです。

例えば俗名が「和則」(かずのり)さんを戒名に還る場合には、「和秀」(わしゅう)のように、訓読みから音読みに変わり、意味としては「皆と和すること、平和を好むことに優れた人」のようになります。


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