護摩木とは
護摩木とは護摩祈願や柴燈護摩、お焚き上げ供養の時に願い事を書き込んで成就を願い、火の中に投げ入れる木札のこと。
護摩木の書き方
護摩木は護摩修法の時に火炉に入れて燃やす木で、護摩の本尊に対する供物として投ずる薪ですが、願い主が御供えとして奉納したものを投ずることもあり、その場合には願い事を書いた護摩木を焚くことで、願主の願い事が叶うようにと祈願されるのです。
祈願文
祈願文とは叶えて欲しい願い事のことです。
祈願文は「家内安全」「病気平癒」などの祈願を書きますが、あまり長い文章は書くことが出来ませんので、願い事の四字熟語を参考にして頂けば良いと思います。
願主、施主
願主は自分の名前を書きます。
家族の名前を代表者が書いても構いません。
病気の方の代りに書いて差し上げる時には病気の方の名前を書きます。
焚き上げる時に読み上げる都合上、住所と名前を書くことが望ましいのですが、不特定多数の人が見ることが出来るような場所に長期間保管されるような場合には個人情報の観点から名前だけにしておきましょう。
やすらか庵の護摩木
やすらか庵ではお焚き上げ供養と、どんど焼きに参加された方に無料で護摩木を配布していますので、願い事を書いて護摩の火に御自分で投入して下さい。
お焚き上げ供養
毎年5月8日と12月27日に開催しています。
お焚き上げ品を依頼していなくても誰でも無料で参加できますので、どうぞご参加下さい。
お焚き上げ供養の時には毘沙門天祈願を無料で受けることが出来ますし、お焚き上げ供養の火に当たれば厄払いになります。
更に授与品として無料で護摩木を差し上げますので、願い事と名前を書いて並んで頂けば、祈願の上で焚き上げ致します。
どんど焼き
毎年1月の小正月の頃に開催しています。
どんど焼きは左義長、どんと祭りなどと言われて、福をもたらすお正月の来訪神である「歳神様」をお迎えするために準備した正月飾りを天に還すための大切な行事であり、地域の人が参加することによって皆の無病息災を祈る行事です。
お菓子の接待や厄払いのお加持などの無料の企画が受けられます、一年の無病息災を願ってどうぞご参加下さいませ。
どんど焼きの時にも無料で護摩木を差し上げますので、願い事と名前を書いて自分で火の中に入れて下さいませ。